あなたが考える「美人とブスの分かれ目」は?

B原「これ、今日まで結構突き詰めて考えたんですけど、意外と難しいなって思いました」

A山「そう? 僕的にはわりと明確です。美人は雰囲気が明るい。でもブスは例外なく、ネガティブなオーラをまとっている(笑)」

B原「あ。顔立ちじゃないってことですかね?」

A山「いや、顔立ちも多少は関係あるんだけど、美人とブスに分類するなら、その子のもっている雰囲気が大きい」

C町「あー、分かる気がします。ブスと美人のほかに“普通”っていう分類もあると思うんですけど、同じような顔立ちでも『あの子、美人だよね』って言われる子は間違いなくいい雰囲気を出しているし、逆に、顔立ちはそこそこなのに『ブスだよな〜』って思う子は、なんとなく影がある感じ」

B原「深いけど、それ言えてますね。ブスは、顔の造作もだけど、性格が悪そうな感じの子に使う言葉でもあるし」

A山「それ、ありますね。性格悪そうな女に会うと、あとから思い返して“ブス”に分類している自分がいるかも」

C町「うん。美人とブスを分けるのは、顔立ちや化粧よりも、雰囲気だね」

今回の座談会では、直球で「美人」と「ブス」の違いを投げかけてみましたが、顔の造作よりも雰囲気や性格から「あの子は美人」「あの子はブス」と分類しているホンネが見える結果となりました。

女子は、顔の造作やメイクの出来に注目して美人とブスを分ける傾向もありますが、男子たちはもっと深いところまで考察したうえで「ブス」をジャッジしているのかもしれません。

「ブス」という言葉には強力にネガティブなイメージがありますし、男子たちも気安くは使わないよう、わきまえているものなのかもしれません。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」