家庭以外で頼れるところはないか、話し合っておく
ですが、仕事の状況によってはどうしてもお互いに休めないときもありますよね。また、続けて休むことも大変です。
病気がいつ回復するかはわかりません。長引くことを予想して、夫婦以外にも頼れるところはないかあらかじめ話し合っておくことも大切です。
どちらかの実家であったり、病児保育のある病院であったり、看病をお願いできそうなところがあれば早めに連絡しておきましょう。子どもの状態やかかりつけの小児科、飲んでいる薬の情報などもしっかり伝え、預かるほうも不安がないようにします。
ここでも、考えたいのはまず子どものことです。子どもが安心して過ごせる場所であることが最優先。信頼できるところを夫婦で話し合い、いざとなったらすぐに動けるようにしたいですね。
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「看病の押し付けあい」で妻が疲弊する話はよく耳にしますが、真っ先に大事にしたいのはまず子どものことです。
イライラしながら看病されるのは子どもにとっても悲しいこと。子どものために親が仕事を休む時間は、夫婦が平等に担うのが当たり前です。
仕事や不安を理由にどちらかだけに負担を押し付けるのは、何より親としての責任を放棄すること。
それを忘れずに、「子どもの看病は妻がして当然」と思っている夫には、社会人として、また親として自分たちは対等であることを思い出してもらいましょう。
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