「デジタルまいごひも」の注意点
しかし、このデジタルまいごひもがあるからといって油断していてはNG。
デジタル機器には以下のようなデメリットがつき物だからです。
・携帯電話の電波が入らない場所では使うことができない
・電波が入っていてもWi-fiの強度、スマホの不具合、アプリの不具合などによって
正しく作動しないケースも考えられる
・使っている途中で携帯電話の充電が切れてしまったら…
・子どもが勝手に触ってデジタルまいごひもそのものの電源を落としてしまう可能性がある
デジタル機器にはそれなりのリスクもあり、一任するには不安があるのであくまでもサブアイテムとして利用することをお勧めします。
基本的にはパパママがしっかりと注意する、そこに安心感を与えてくれるもの、ぐらいの使い方ができれば理想的ですね。
迷子になってしまったら…
万が一のためにしておきたい3つのこと
どれだけ注意喚起していても、便利なグッズを使っても、それでも決してゼロにはならない迷子。
実際、迷子になってしまったときに、日々気をつけておきたいこと、被害を最小限に抑えるために事前にしておくべきことは何だろう?と現在2歳半の娘を持つ筆者が考えてみました。
1 子どもがその日着ているものを把握しておく
子どもが「今日はこれを着たい!」と主張するケースもありますが、その日の洋服を決めるのはママが多いのではないでしょうか。
となると、意外とパパは「うちの子今日どんな洋服を着ていたっけ?」と記憶していないかもしれません。
迷子になった場所がデパートやショッピングセンターだった場合は、館内放送をしてもらうこともあるので、その日の子どもの服装をできるだけ的確に伝えられるようにしておきたいものです。
2 子どもの今の身長、体重を把握しておく
服装と同様にパパが理解していないかもしれないポイント。
また、保育園などで定期的に身体計測する機会がないと今子どもが何センチ、何キロあるかはアバウトにしか分からないかもしれません。
赤ちゃんの時期を過ぎると「常に持ち歩かなきゃ!」という意識が薄くなる母子手帳も
迷子になったときは子どもの情報を伝える有益な手段になるので、お出かけのときは
持っていくことを心がけたいですね。
3 自分の名前、パパママの名前は言える?
子どもが自分で自分の名前が言えるかは、成長の段階によっても異なってきますし、パパとママの名前を言えようになるにはもう1段階難易度がアップします。
また、普段は名前が言えても、迷子になって知らない人に声をかけられて即答できるかというと、不安が大きいかもしれませんね。
洋服に大きく名前を書くのも難しいので、リュックサックや水筒にネームタグをつけておくなどして、いざというときは名前が分かる状態にしておくのも大事です。
まとめ
東京ディズニーランドでは万が一迷子になっても、園内放送を行わずにセキュリティーキャストや清掃員の方が園内を回りながら探してくれるのだとか。
大手ショッピングモールの「イオンレイクタウン」ではGPS機能がついた携帯電話を入れたポシェットを子どもに貸し出ししてくれたりと、施設側の対応も進歩しているようです。
とはいっても、やはり注意を怠るのは禁物。
パパママもお子さんも安心してお出かけできるよう、日々対策を考えていきたいですね。