おしゃべりで冗談ばかり言っている
やんちゃ坊主が成績優秀!?

日本では、授業中もおしゃべりで注意され、冗談を言っては叱られるようなひょうきんな子。

先生の言うことに質問したり、疑問を投げかけたり自己主張するような問題児こそ、欧米では、先生や周りから一目置かれる存在になります。

当然ながら、そこには人としてのマナーは要求されますが、自分や自分の考えや意見をしっかり持っている人物だと評価されるのです。

もちろん、人を説得できるようなプレゼンテーションをするには、記憶力も必要です。記憶力が必要ないと言っているわけではありません。

でも、どんな知識も完全に自分のものにしてしまえば、必死に記憶する必要はなくなりますね。

新たに必要な知識は、本やインターネットで、調べればいいのです。

いかがですか?

日本と欧米は、驚くほど正反対です。

今は、日本にいても外国人と接することや、外国人と働くことも少なくありません。上司や部下や同僚が外国人であったり、お客さんが外国人であったりすることも珍しくはないのです。

また、大企業のみならず、中小企業でも突然海外転勤を言い渡されるということもあります。

現在のようなグローバル社会では、日本の学校の評価だけに捉われて一喜一憂する必要はないかもしれません。

長い目と広い視野で、子どもを見守っていきませんか?

「元日本航空CA、英語プリスクール経営者、保育士。幼児教育研究家として『日本欧米いいとこどり育児のススメ』をYouTubeでも発信。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』『モンテソ―リ教育で伸びる子を育てる』、『ホンマでっかTV』に子ども教育評論家として出演など。」