8枚目は名前がちょっとキニナル「パイ」。ホルモンで50円。部位は豚の乳房
食べてみるとあの柔らかさとは正反対でサクサクと噛みごたえのある肉だ。のんべえにはたまらないつまみになること間違いなし。
続いて番外編。ほかの「治郎丸」にはない「新鮮な三浦野菜」がある、とのことなのでいただくことに。
おすすめの1品、水茄子(300円)を提供してくださるとのこと。ほかの治郎丸店舗では味わえない野毛店オリジナルメニュー。
添えてあるしょうゆで食べるのもいいが、そのまま何もつけずに食べるのがおすすめ。野菜本来の甘みを堪能できる。
次回来たときは箸休めに頼もうと心に決めた筆者であった。
3000円での満足度は?
今回筆者が食べた、飲んだものは以下のとおり。
肉8皿(タン元、ササミ、ザブトン、カメノコ、友三角、カイノミ、ヒレミミ、パイ)、水茄子、ビール1杯。
食べた肉のおおよその量は、160グラム!!
治郎丸のお肉は、一切れ20グラムで提供されている。普通の焼肉店は1枚15グラムほどなのだそう。5グラム違うだけで1枚の食べ応えが全然違うのだ。
そして注目のお会計は・・・
2630円!
これでこの価格。味、コスパともに大大大満足!
これだけ質のいい肉、いろいろな部位をほかの焼肉店で楽しむとしたら、4人ぐらいで行って1皿1500円~3000円のものを食べたい部位の分頼む必要がある。するとけっこうなお値段になるだろう。
川井田さんも「食べ応え」については自信があるという。
「お客様にはいろいろな部位のいいとこどりをしてほしいです。20グラムという食べ応えのある量で普段焼肉屋では諦めてしまうようなお肉や食べたことのないお肉をぜひ楽しんでほしいです」
今回の満足度:99点(残りの1点今回頂いていないまだ見ぬお肉への期待を込めて)
次回来訪で100点になるのは間違いない。
来訪を強く心に誓いお店を後にした。
腹ごなしに野毛を散歩する筆者。「美魔女居酒屋 半熟でいいとも」に後ろ髪をひかれながら家路につく。
都橋で肉に思いをはせながらたそがれる。
そんなこんなで飲み足りないことに気付いた筆者。野毛で飲みますか。
勤務中のギシヤマを尻目に次の店にくり出すのであった。
―終わり―
取材協力 「治郎丸 野毛」
住所/神奈川県横浜市中区野毛1-38
電話番号/045-309-9299 ※予約は受け付けていないのでご注意
営業時間/[月~木・祝前日] 16:00~24:00 [金] 16:00~26:00 [土] 14:00~26:00[日] 12:00~23:00 [祝日] 14:00~23:00
生シラスプロジェクト
ライター:おばら かずし
※本記事は2015年8月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。