なぜ野毛に出店したのか
もともと横浜を拠点に出店をしている株式会社FirstDropだが、治郎丸の出店を野毛に決めたのはどのような理由からなのか?
「梯子酒(はしござけ)をする人が多い野毛という街に、治郎丸のシステムがマッチしているという部分が大きいです。2015(平成27)年2月6日にオープンしましたが、オープン当初から通っていただいている常連さんもいます。野毛という土地柄、街に愛着があるお客様からいろいろなアドバイスをもらうこともあります」
すでに別形態の店舗を野毛に出店しているだけあって、土地への理解は深いよう。野毛歴の高いファンの人たちにも受け入れられているようだ。
投稿にも三陽本店の跡地とあるが、なぜこの場所に出店することにしたのだろうか?
「元々、三陽さんが移転することを伺っていて、三陽さんが移転した後にこの場所をゆずっていただいたんです。“三陽なくなったの?”とお客様に聞かれることもあります。その際には“裏手に移転しました”と説明しています」
さらに、横浜への思い入れについても聞いてみた。
「会社は神奈川区金港町ですし、自分も西区の出身です。会社が経営している店舗の多くが横浜市内にあるので、横浜に根差した活動をしたいです。2015年8月16日(日)は野島公園で“夏の大バーベキュー大会”を開催します。その参加費から相模湾・佐島での“生しらすプロジェクト”という真鯛稚魚放流のため寄付金を出す予定です」
さぁ実食!
今回のテーマは「3000円以内でどれだけ満足できるか」。
ビールは1杯まで。あとは・・・肉!(肉は川井田さんにお任せ!)
さぁ、食欲旺盛な20代後半の男子をどこまで満足させることができるのか。
そして、待ちに待った生ビール(480円)が登場!!
では、ここからは肉の饗宴を一気に披露!
1枚目、タン元(180円)。部位は舌の根元。
君を待っていたよ・・・!
食べ応えがかなりあり、ジューシー。タンでも先と元では全然違う! 今まで食べてきたタンは先だったのか。私は元のほうが好みだ。
ササミ(宮崎牛A5、270円)。あばら、ばら肉(三日月カルビともいう)。
希少部位のカルビということで脂がのっていて口の中で溶けるよう。非常に柔らかい。