3.人間って生まれ変わるものなの?

池川先生は、あると信じているという。しかし、その解釈は2通りあるのだといいます。

「一つは、実際に魂が何度も転生するという考え方。もう一つは、実際には転生はなく、生まれる時にその人生に都合のいい過去の記憶を自分で選んで持って来るというものです。どちらが正しかはわかりませんし、どちらもあるかもしれません」。

輪廻転生は仏教をはじめ、東洋哲学の中で古くから脈々と信じられてきた考え方。
しかし、死んだ後のことは正直、実証しようがないのも事実です。

ですから、池川先生のおっしゃられる通り「同じ現象を見ても、各人で解釈は異なります。自分の都合がいいように解釈すればいい」のではないでしょうか?

全国で巡回上映中のドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」 (株)熊猫堂

これら、胎内記憶を話す子どもたちにインタビューしたドキュメンタリー「かみさまとのやくそく」(荻久保則男監督)は、幼い子どもを持つママたちや妊婦さんたちの支持を集め、東京・アップリンクでなんと1年半以上ロングランされているのをはじめ、有志たちの手により全国各地で自主上映会が開催されているそうです。

一度、その目で確かめてみてはいかがでしょうか?

「ぴあ中部版」映画担当を経て上京、その後はテレビ情報誌、不動産雑誌・広告などの編集・ライターを務める。著書に『年収350万円でも家が買える』(2014年・彩図社刊)。また、映画監督としては、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目され、2002年「異形ノ恋」(出演・西川方啓、木下ほうか、寺田農)でデビュー。