専業主婦が離婚したくてもできない理由
専業主婦の人たちのなかには、夫からどんなヒドイ仕打ちをうけていても「離婚したいけれどできない」と離婚を思い留まってしまう人も少なくありません。
どうして離婚に踏み切れないのでしょうか?
- 離婚の準備資金や離婚後の生活費が確保できない
- 子どもの精神面や将来を考えると今のまま我慢したほうがいいのか悩む
- 離婚成立までにかける労力を考えると気が重い
- ブランクが長いので仕事をする自信がない
- 世間体。まわりからどう思われるのか考えると怖い
- 離婚したら一生ひとりかもしれない不安がある
離婚を考えるとき、誰もが不安になるのは、子どものことやお金のこと。
特に結婚後に仕事を辞め、ブランクがある女性ほど、社会に適応する能力や就職活動に不安を抱き、初めの一歩を踏み出すことを躊躇してしまう傾向があります。
しかし、その初めの一歩を踏み出さなければ収入も見込めないわけですから、5年経っても10年経っても現状は変わらないままでしょう。
ほんの少し勇気を出すことと、無駄なプライドを捨てることが、自分に自信を付けるきっかけにもなり今後の子どもの幸せにもつながるのです。
専業主婦でも、そうでなくても離婚に対する不安は誰でもあるものです。「専業主婦だから」と弱気にならずに、もっと自信をもって人生を選択していきましょう。
「できるかできないか」ではなくて、「やるかやらないか」です。
<参照>独立行政法人 労働政策研究・研修機構「図12 専業主婦世帯と共働き世帯」
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