自分に自信を持てないから、待つ一方になる
親しくなれば、食事くらい簡単に誘えるだろうと思いますが、こんな男性は自分に自信がなく、相手から拒否されることを恐れます。
「俺なんかと食事なんて、本当は嫌かもしれない」「断られたら二度と仲良くできない」という不安が大きく、普段から親しげに接することで少しでも女性との親密度を高めておき、誘われる自分を見て安心したいと思うのですね。
ですが、自分のそんな態度が女性を混乱させていることには気が付きません。
自信がないと、心に余裕を持って相手の反応を確かめることができないので、ひたすら待つ姿勢で女性から先に好意を見せられることを期待します。
そして、実際に「そうだね、忙しいから食事は行けないね」と女性から返されても、決定的なことを言っていないから恥をかかずに済むし、ショックだけど「そうだね」で終わらせることができ、傷を回避できると思っているのです。
もどかしいし、仲が発展するチャンスを逃していると感じますが、「自分の心を守る」ことで必死になっている男性にとって、好きな女性を誘うことは「大丈夫」という確信がないとできないくらい、大きなことなのです。
女性のほうからどんどん誘ってあげることで、心の壁が消えていく
こんな男性は、女性のほうからどんどん誘ってあげることで、心を守っている壁を消していけます。
誘われたい空気を感じたら「そうなんだ、私も時間あるから、どこか食べに行く?」と気軽に返してあげれば、受け入れられた自分を感じて男性の心は落ち着きます。
女性から声をかけることに抵抗があるかもしれませんが、何度も繰り返していくうちに男性の中に「誘っても断られない」自信ができ、自然と「食事でもどう?」と言えるようになるでしょう。
ですが、いつまでも「先に好意を見せられないと安心できない」様子が見えるなら、ときには突き放すことも肝心です。
女性に約束を任せるのは男性の甘えであり、それが当然になるとほかの面でも女性を頼るようになります。
そうではなく、「たまには男らしいとこも見せてよ」と男性からのアクションも大切であることを伝えましょう。
自信のなさは、男性の問題です。誘ってあげることで好意が伝わるのなら、自分もそうすることでいい関係が築いていけるのだと、気がついてほしいですね。
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「何でこっちに誘わせようとするんだろう?」と感じると、なんだかモヤモヤするし意気地がない男性にがっかりしますよね。
裏を返せば、傷つきたくないのはそれだけ女性のことが好きだから。
まずはそこを尊重して、気軽に誘ってあげることで男性の不安を取り除きしょう。