古川さん思い出の1本『帰ってきたマリオブラザーズ』。『マリオブラザーズ』のリメイクで、1988年11月にディスクライター書き換え専用ソフトとして発売された。マリオカレーなど永谷園の商品のCMがゲーム中に流れ、話題になった。

──『マリオカート』シリーズは皆で遊ぶというイメージが強いですが、ご家族と遊ばれたり
はしたのでしょうか?

古川 実家なので、やはり妹と一緒に遊ぶことが多かったです。妹もゲーマーだったので、
ふたりで朝から晩までプレイしていました(笑)。

──ご家族に怒られませんでしたか?

古川 家族もゲームに関しては寛大だったので、「何時間でも遊んでいいよ?」みたいな感じでした(笑)。母も父もゲーマーだったので、注意されたことはないですね。

──ちなみにご両親はどのようなゲームをプレイされていたのでしょうか?

古川 母はスクウェア(当時)のRPGですね。父はセガサターンとか、PCゲームを遊んでいました。それを見ているのがすごく好きで。

──古川さんはまさにゲーマーのサラブレッドだったわけですね(笑)。

古川 かもしれないです(笑)。当時、セガサターンを持っているのというのも、ちょっとニッチな感じですよね。

──ちなみに、初めてお小遣いで買ったマリオシリーズのソフトは覚えてますか?

古川 うちは両親もゲーマーだったので、欲しいときに買ってもらうみたいな感じだったので、お小遣いでソフトを買う、ということがなかったんですよね。アルバイトのお給料で初めて買ったものは、確か『スーパーマリオサンシャイン』だったかなぁ?

──こうしてお話をお伺いすると、かなりマリオシリーズを遊んでいるんですね。

古川 そうですね。昔、『スーパーマリオワールド』の攻略ビデオも見てました。ナレーションの人が「ここがポイントだぞ!」みたいな攻略を教えてくれるビデオがあって、それを何百回も(笑)。

──本当にマリオシリーズが好きなんですね。作品が出るたびに買ってしまう感じですか?

古川 みんなと一緒に遊べるソフトは特にそうですね。家族や友だちとゲームをするのが楽しかったので。