メンバーそれぞれがコアなオタクという異色のアイドルユニット・でんぱ組.incで、ゲーマーアイドルというポジションの古川未鈴。両親が生粋のゲーマーだった彼女は、幼い頃からマリオシリーズで遊び、今ではマリオはかけがえのない存在になっているという。

幼い頃から慣れ親しんだ“マリオ”という存在

──初めてマリオに出会ったのはいつ頃でしたか?

古川 初めては多分、永谷園のマリオがあったかと思うんですけど……。タイトルはなんだっ
たかなぁ。ゲーム画面に永谷園のロゴが出てくるんですよ……(笑)。

それをおばあちゃんの家で遊んでいたんですが、年齢はひと桁台だったと思います。タイトルは思い出せないけど、インパクトの強かった永谷園の画面をよく覚えてますね。

──そのソフト、こちらで調べておきますね。

古川 ぜひ! 気になってしかたないです! その後、物心ついてから遊んだのが『スーパー
マリオワールド』ですね。個人的にすべての原点と思っているゲームで、夢中になって遊びま
した。

でも、当時の私としては、ちょっと不気味で怖いという感覚があったので、恐る恐る遊んでたという印象がありますね。

──『スーパーマリオワールド』に関して、ほかに何か思い出はありますか?

古川 私は9年間くらいピアノを習っていたのですが、『スーパーマリオワールド』の楽曲ば
かり弾いていました(笑)。ピアノアレンジの楽譜が売られていたので、それを見て弾いていたのを覚えています。

──これまででいちばん遊んだマリオシリーズはなんですか?

古川 多分『マリオカート64』ですね。昔『スーパーマリオスタジアム』という番組が放送されていたんですが、妹と一緒にその番組に出たことがあるんです(笑)。そこで、まだ発売前の『マリオカート64』をプレイして、2位だったのを覚えています。1位を取りたかったですね(笑)。

──すごいですね。『スーパーマリオカート』で練習されていたりしたんですか?

古川 そうでもなかったと思いますが、その頃は普段からよくゲームで遊んでいたので、飲
み込みが早かったみたいです。『マリオカート64』もすぐにプレイできた記憶があります。