古川未鈴を形作った『スーパーマリオ64』

──最近遊んだマリオシリーズはなんですか?

古川 最近だと、マリオシリーズではないんですが、マリオが出ている『大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiU』ですね。マリオシリーズだと『マリオカート7』かな? やっぱりマリオシリーズは誰かと一緒に遊ぶのが楽しいなって思うので。

『マリオパーティ』シリーズもそうですし『マリオテニス』シリーズもすごく好きでした。

──でんぱ組.incのメンバーとも遊んだりはするのでしょうか。

古川 『スマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)』はみんなで遊びました。『スマブラ』はアイテムを使うことで、初心者と熟練者の差があまり出なくなるので誰でも楽しめるゲームなのがいいですね。もちろん慣れはあると思いますが。結構みんなでワイワイ遊びましたね。

『マリオカート』でも遊んだことがありましたが、誰にも負けませんでした(笑)。

──これまでに遊んだマリオシリーズで、印象的なステージはありますか?

古川 うーん……。『スーパーマリオ64』かな! スターを10枚集めると、ホールの中央に光が差すんですが、そこで上を向くとはねマリオのステージに入れるんですよ。そのステージがすごく好きです。

私、はねマリオみたいに空を飛ぶのが夢で。恥ずかしいんですけど(笑)。なかなか実現できないんですが、ライブでもワイヤーを使って空を飛びたいとずっと言っているくらいで。とにかく空を飛びたいんですが、あのはねマリオの飛び方が、私的にはベストな飛び方なんですよね。

滑空してる途中に、ひゅ〜んって上昇するみたいな。あんなふうに空を飛べたら楽しいだろうなって思います。だからなのか、はねマリオのように空を飛ぶ夢をよく見ます(笑)。

同じく『スーパーマリオ64』のなかで、水中を泳ぐステージもあるんですが、そこも印象に残っていますね。私は泳ぎ方のなかで平泳ぎがいちばん好きなのですが、マリオの泳ぐ姿に影響されているんだと思います(笑)。あと水に入って、水面から顔を出すと体力が全回復するのも好きでした。「なんで!?」と思いながらも(笑)。

──『スーパーマリオ64』に思い入れがあるんですね。

古川 あとはスターを集める前に、頑張ってピーチ城の上にいるヨッシーに会いに行こうとしたんですが、結局自力では無理でした……。『スーパーマリオ64』は本当にいろいろな思い出があって、ステージだけじゃなく、ゲーム自体もかなり印象深い作品でした。

──『スーパーマリオ64』が発売された当時は、かなり衝撃的なものがありましたね。

古川 すごかったですよね、本当に。いまだに愛されている理由がわかるなって。

あ! もうひとつ印象的なステージがありました。“テレサのホラーハウス”なんですが、もう本当に怖くて! トラウマものですよ。多分ひとりじゃクリアできなかったかもしれないです(笑)。キラーピアノが怖いんですよ。

──そうすると『ルイージマンション』なんかも怖いですか?

古川 怖いですね! 私って、結構どんなゲームでもできるというイメージがあるみたいなんですが、ビックリするものはどうしてもダメで。「絶対ここで来る!」とわかっていても驚いてしまうし、本当に怖いです。『ルイージマンション』も、もう怖くてしかたがなかったです。