女性は「恋をすると美しくなる」といわれています。それは、卵巣でつくられるエストロゲンという女性ホルモンが活発に働き始めるからです。女性の美は女性ホルモンによって作られているのです。

「恋をしていないときは美しくなれないの?」と今思ったあなた。安心して下さい。恋をしていなくてもエストロゲンを増加させることはできます。これから巡り会うであろう素敵な恋に向けて、エストロゲン増加の仕組みとその方法をご紹介しましょう。

エストロゲン分泌は「ときめき」が合図?

恋する女性は、彼にトキメクだけで脳内にドーパミンが分泌され、それを合図にエストロゲンの分泌も開始します。

だから話したこともないような男性への片思いでも、大好きなアイドルへの一方的なときめきでも、その男性のことを考えるだけでドキドキし、美の魔法をかけてくれるエストロゲンは分泌されるのです。

ましてや、それが両想いなら幸福感から、脳内は幸せホルモン(セロトニン)に満たされます。そしてこの幸せホルモンとエストロゲンの分泌は比例するので、幸福になればなるほど女性は美しくなれるのです。

幸せホルモンがエストロゲンを増加させる!?

女性ホルモンの分泌の司令塔である脳は、心の細かい機微を理解できるほど繊細ではないのです。だから、恋が生み出す幸せなときめき感と、恋以外の喜びや幸せ感から生まれる「うふっ♪」と笑みを浮かべたくなる感情の区別をつけることができません。

だから、日常の小さな幸せ感も、恋する彼が会釈してくれた喜びも、脳にとっては同じ「幸せな気持ち」なのです。つまり、エストロゲンと幸せホルモンが同時に分泌されるというわけです。

ということは、残念ながら現在恋するお相手が見つからない女性も、幸せホルモンが脳内に分泌されるようなご機嫌な状態であれば、脳の誤作動からエストロゲンも分泌されているのです。

つまり、恋をしていなくても、毎日ご機嫌生活をしていれば、幸せホルモンにつられて、エストロゲンもどんどん分泌されて、どんどん美しくなれそうですね。