子どもが性的な動画を観ているのを観てしまいました。どのように対応したらいいでしょうか?

のじまさん:そもそも、自分の子どもは性に興味がないと思い込むママやパパはとても多いのですが、早ければ2歳でも3歳でも、命のスタートに興味があるのは至極当たり前のこと。

小学生でも、性的な動画を観れる時代になりました。興味がわくのは、数十億年続いてきた、いわば昔から子孫を残していく為の本能です。

うちの子も興味があって当たり前。その前提で子供たちを見てあげてください。

もし、性的な動画を観ていたら、どんなものに興味があるか一度ご覧になってはいかがでしょうか? その上で、いったん『子供が観たいと思った気持ち』を受け止めてあげましょう。

子どもだって、見てはいけないと、なんとなくうっすら分かっているものです。だからこそ、2人きりの時「パソコンの履歴に○○があったんだけど、興味あったの?」と明るく聞いてみてはいかがでしょうか?

どうしてそれを観たいと思ったのかにアプローチするには、詰問口調で質問すると、子どもは口を貝のように固く閉ざします。

「自分も同じくらいの時に興味があってね~」などと明るくアプローチしながら、もし親御さんが観てほしくないのならば、『興味があるのは分かるけれど、いいものも、悪いものも判断できる年齢になってから見てほしい。』と素直な気持ちをつたえましょう。

怒られないと分かると、案外子供達はすんなり受け入れるものですよ!

例えば、マスターベーションをしているのを不意に見た時、うまく反応できない可能性も…1度対応を失敗した後にアプローチする時に気をつけること、方法はありますか?

のじまさん:思春期の自慰行為を見てしまった時は、土下座級の謝罪が必要です。

子どもにもプライバシーがあります。そして自慰行為をすることは自分の身体を探索する素晴らしい行為です。

ノックもせずに部屋に入り、行為を見てしまったら、親への信頼感は地についてしまうことは間違いありません。恥ずかしさもあいまって、距離を置かれてしまう事もあると思います。

そこは親の度量の見せどころ。悪いと思ったときは素直に謝りましょう!