「君は好きだけど、今は付き合えない」
「今は結婚できない」
「今は」……ってことは、いつかは付き合えるの？ 時間が経てば結婚を考えるの？だって好きなんでしょう？
「今は」とは釈然としない言葉ですが、なぜか納得させられてしまうパワーがあります。
今回は、この「今は」と付ける男性の本心について、詳しく探ってみます。
「今は」は“付け足し”
「好きだけど」は本当だと思いますが、「今は」は付け足しです。
「好きだよ。付き合わないけど君も好きでいてくれ」と言っているのです。曖昧な表現に期待しないでおきましょう。
去って行くのはエネルギーがいるので、疲れることはしたくありません。「君はキープです」「君とは付き合いません」と馬鹿正直に言うより「今は付き合えない」と言うほうがマイルドですし、悪者にならずにすむのです。
もしかしたら、思わせぶりにして、またいい思いをしようとしているのかもしれませんね。
セフレ関係によく使われる言葉の言い回しです。
別の誰かの存在
実は彼には“誰か”がいるので「今は」という言い回しになってしまった場合。「本当は彼女がいる。だから付き合えない」という意味で言うことがあります。彼女と別れたら付き合えるかもしれませんが、あまり期待はできないでしょう。
また、「上手く行きそうな女性がいる。だから君とは付き合えない。うまく行かなかったら付き合えるかも」という意味でも使われます。
同じく、「すでに結婚しているので結婚できない。離婚すればできるけどそういう訳にもいかない」という、非常にややこしい意味で使うときもあるので要注意です。
理由を言いたくない
問い詰めれば、「仕事が忙しくて付き合えないんだ」「幸せにできないので誰とも今は結婚できない」そんなキレイなことを言う場合もありますが、実際は別の理由……借金があるなど人に言えない理由や、他に深い仲の女性がいるなど簡単に清算できない、という理由がある場合も。正直に言えないのかもしれません。
