子育て中は、なにかとせわしないもの。そのため、食生活が乱れ、食事をおろそかにしてしまうママは多いようです。
食事に時間をかけない。食べられるときに食べる。ストレス解消を兼ねてドカッと食べる。空腹をお菓子でごまかす。
そんな食べ方をしていないでしょうか。
子どもの世話を優先させたり、家事を効率よくこなしたりするためには、ある程度は仕方ないかもしれませんが、残念ながら、こういった食べ方はどれも典型的な「太る食べ方」です。
一念発起してダイエットをする前に、一読しておきたい一冊をご紹介します。
順天堂大学医学部教授の「腸の名医」小林弘幸先生の監修のもと、3か月で10キロ減に成功したイラストレーターの田中ひろみさんの実体験をもとにしたコミックエッセイ『腸の名医に教わる「やせるみそ汁」』です。
太るメカニズムや、やせる食べ方や順番をきちんと知れば、つらいダイエットとはお別れできるかもしれませんよ。
そもそもなんで太るの?
わかっているようで、わかっていない、人が太るメカニズムをおさらいしておきましょう。
「血糖値が急激に上がると太る」いうことは、どこかで聞いたことがあると思います。
普通、血糖値は、160くらいまで上がって自然に下がるのですが、大量に食べたりすると急上昇し、同時にインスリンも大量に出ます。
血糖値をコントロールする働きのインスリンは、あまりに血糖値が急激に上がると、血糖が余っていると判断し、余った血糖をどんどん脂肪にしてしまいます。その結果、太るということなのですね。
これだけは避けたい太る食べ方
それでは、血糖値が急上昇する、やってはいけない例をあげてみましょう。
- どか食い
- 早食い
- 炭水化物の食べ過ぎ
- 甘いものの食べ過ぎ
「全部やってる!」というママの悲鳴が聞こえてきそうですね。ママは忙しいから早食いになりがちですし、ストレスを手っ取り早く食べることで解消する人も多いのでは?
甘いものが数少ない楽しみという人もいるでしょう。それさえもあきらめないと、ダイエットはできないのでしょうか・・・。