“コストパフォーマンス”がよい、狙い目の街はココ!
ここでは、先述のよい街の条件のいくつかを兼ね備えながら、お手頃の予算で住むことができるコストパフォーマンスのよい街を紹介していきます。
・東京東部
マンション価格や家賃の相場は、西高東低といわれています。
たとえば東京駅まで10分かからない錦糸町と同価格のマンションを、中央線で購入しようとすると国分寺になってしまいます。
国分寺といえば、東京駅まで40分かかりますので、通勤時間だけを考えても便利ですし、さらに映画館やショッピングモールなど、錦糸町のほうが駅周りの商業施設も充実しています。さらに、東京スカイツリーも近く、東京オリンピックに向けて注目されるでしょう。
また、徒歩10分圏内である総武線・亀有や、東京メトロ半蔵門線(都営新宿線)住吉などはさらにコスト面で抑えることが可能です。
東京メトロ千代田線から乗り上げる常磐線沿いにある、北千住・綾瀬・亀有・金町は、便利でコストが抑えられる街であるといえます。近年、北千住の人気が上昇しているのも頷けるところです。
・北区~23区を一歩出た埼玉
少し前なら、赤羽がオススメのトップでしたが、すでに相場が上昇傾向にあるようです。
東京のすべてのターミナル駅に1本で行けることを考えると、多少相場が上がってもコストパフォーマンスには優れています。しかし、ちょっと手が出ないなという方には、川口と戸田公園がオススメです。
戸田公園は、市の財政に優れていますし、池袋・新宿・渋谷へのアクセスに便利です。一方、川口は上野・秋葉原・有楽町へ一路線で行くことができ、駅前にタワーマンションなどがあり、商業施設も充実しています。
・東京南部~川崎
山の手線・品川駅から一歩飛び出た東京南部から横浜手前までの駅は、比較的コストパフォーマンスに優れているといえます。大井町・蒲田・川崎は駅周りもにぎやかで、住み心地のよい住宅街です。
川崎市は、注目の駅である東急東横線・目黒線、JR南武線が交わる武蔵小杉駅もあり、こちらも人気急上昇中です。