満天の星に囲まれる! 星空を歩くプラネタリウム
そして、星空のイルミネーションのもう一つの見どころは、夜景と共に楽しめるプラネタリウム。
こちらは、プラネタリウム・クリエイター・大平貴之さんのプロデュースによるもの。大平さんは、大学3年時に個人製作は不可能といわれていたレンズ投影式プラネタリウムを完成させたことをきっかけに、さまざまなプラネタリウムを発表。現在はイベントプロデュースや音楽、アートとのコラボなど多方面で活躍しています。
星空の中を歩ける『銀河の散歩道』では、新開発の光方式によって約10億個の星を浮かび上がらせます。
無数の星々に囲まれていて、360度映し出される星々の中を通るとまるで宇宙遊泳しているかのような感覚になります。
また、プラネタリウムでは『MEGASTAR』により、宇宙の広がりを再現。時にはオーロラが出現したり、小窓を覗くと星と夜景が一緒に見えたりと細かい仕掛けがあります。
当日、開幕式では大平さんのコメントが読み上げられました。
大平さん「宇宙の壮大な広がりを体験することを第一に考えています。人々が日常を離れて宇宙のスケールに思いをはせることはこれまでになく重要になっていると思います。そして、宇宙のスケールから私たち自身のことに思いをはせていただければ」
まさに宇宙のスケールを考えさせてくれるプラネタリウムでした。
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