楽しかった飲み会の翌日は、爽やかな気持ちで目覚めたい! でも、お酒には「やっちゃったぁ」という後悔がつき物。

「二日酔いはどんな病気よりツラい」と言うのは、老舗クラブのママ。悪酔い、二日酔いは、楽しい飲み会の敵。ですが、きちんと対策を立てれば、気持ちよく飲んで翌日もスッキリ目覚めることが可能。

今回は、銀座ホステスの経験をもとに、楽しく飲んで、気持ちよく酔うための飲み会対策をご紹介します。

わたしの冷蔵庫の中身をコッソリ教えます

「今日はいつもよりお酒の量が多くなりそう……」と不安な日、私は、冷蔵庫に“救世主”を準備。

ひとつ目は、オレンジジュース。アルコールを分解する際に、糖が使われるといいます。お酒を飲んだ翌日、甘いものが欲しくなった経験がある人も多いかもしれません。ある人は「私は、二日酔い対策に飴を常備してる」とか。翌朝は、オレンジジュースとコーヒーで覚醒。

次に梅干し。寝る前と翌朝、梅干しを潰し、そこに、お湯やお茶を注ぎ入れたものを飲むと、アルコールで気持ちわるくなった胃がスッキリします。

それから、今の時期は、が活躍。酔い覚まし効果があるという柿。私は、祖父お手製の干し柿を冷凍庫にストックし、帰宅後、シャリシャリと齧ります。スーパーで売っている柿を食べるときは、酔って包丁を持つのは危険なので、家を出る前に皮を剥いておきます。二日酔い対策は、何よりも事前準備が重要です。

飲み放題で“飲み放題”してはダメ

「飲み放題だから飲まなきゃ損」と思っていませんか? 飲み放題のお酒、要注意。飲み放題が安いのには理由があるはず。「できるだけ安く飲んでもらいたい」というお店の努力もあるでしょうが、お酒そのものが安いはず。筆者の経験から、安いお酒は悪酔いしやすいと言えます。

例えば、銀座クラブ価格5万円のワインを2本飲んだ翌日と、1000円ワインを2本飲んだ翌日の体調は明らかに違います。

安いお酒はダメということではありません。飲み放題だからと、何も考えずに飲みすぎてしまうと、翌朝の二日酔いが酷くなる可能性が高いのです。飲み放題の理由を意識して飲むことは、楽しく飲むための自分のからだへの気遣いです。