4.『自分軸』で生きている

男性が結婚をしたくなる理由として、『世間体』というのはとても大きいです。

たとえば、親や親戚から「結婚まだなの?」などとよく言われたり、同級生や同期に既婚者のほうが多くなったり、上司や先輩から「結婚しないの?」などと言われることが増えたりすると、「そろそろ結婚しないと世間体的にマズイかな…」と思い始める男性は多いです。

しかし、絶食系男子は、この『世間体』というものに、まったく縛られていません。

絶食系男子は、「他人がどう思うか?」などは一切気にならず、「自分がどうしたいか?」「自分がどう思うか?」という『自分軸』で生きているからです。

5.性欲を満たすことを重要視していない

絶食系男子は、相対的に性欲はそれほど強くありません。

それなりに性欲はあったとしても、重要視していません。

仕事や趣味などにかける熱意のほうが強かったり、他に大事にしていることがたくさんあります。

6.恋愛や結婚にネガティブな感情を強く持っている

絶食系男子は、過去の経験などから、恋愛や結婚に対してネガティブな感情を強く持っています。

たとえば過去に、恋愛関係になることによって、トラウマになるような悲しい思いをしたことがある。

揉め事に巻きこまれ、傷つけてしまった、あるいは傷つけられてしまった。

その他、自分の親など身近な存在が、結婚生活で苦労をした姿を目の当たりにした、などなど…。

私が知り合った絶食系男子は、恋愛や結婚に興味を持てなくなった理由として、『嫉妬心が引き起こす揉め事や、自分の勝手な欲望で相手を傷つけるといったデメリットのほうが、愛することで得られるメリットより大きいと認識してから、シャットアウトした』とおっしゃっていました。

絶食系男子との「ベストな向き合い方」とは?

もし絶食系男子と出会ったら、どんなにステキだと思っても『恋愛対象外』にして、友人として付き合うことをおすすめします。

『特別な存在』になれるまでの道のりは遠いですし、彼女になれたとしても結婚できない可能性の方が高いでしょう。

それでも、もし好きになってしまったのなら、次のような点に注意して、彼と向き合ってみましょう。

1.仕事や趣味、一人の時間を尊重する

彼の大切な仕事や趣味の時間を奪おうとしたり、邪魔をしたりは決してしないこと。そんなことをしたら嫌悪され、拒絶されることになります。一人の時間を奪うことや邪魔することも同様です。

逆に、彼の仕事や趣味を応援してあげると、とても喜ばれます。

2.恋愛感情をむき出しにしたアプローチをしない

絶食系男子には、恋愛感情をむき出しにしたアプローチはNGです。

たとえば人前でベタベタしたり、彼だけを特別扱いしたり、嫉妬心や独占欲を見せたり、頻繁に連絡を取ろうとしたり…。

通常の男性には「かわいいな」「俺に気があるのかな」と受け入れられるようなアプローチも、うっとうしく思われる可能性が大です。

『女』としてではなく、『一人の人間』として接する方が、心を開いてもらいやすいでしょう。

3.『自分軸』で生きる

自分軸で生きている絶食系男子は、同じように自分軸で生きている人たちに共感を抱き、親しみを感じます。

自分軸で生きるということは、世間体を気にせず、「自分がどうしたいか?」「自分がどう思うか?」を重視し、自分の人生を楽しむということです。

なにかやりがいのあることに取り組み、自分の人生を心から楽しんでいる女性は、とても魅力的です。絶食系男子にも、そう映ることでしょう。

絶食系男子を好きになり、「一緒にいたい」と願うなら、これまでの世間一般的な『常識』や、それまでの『価値観』に対する認識を、大きく変えることが必要になります。

今回お伝えしたことを参考に、彼と、そして自分自身とも向き合ってみてください。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]