編み込みがベスト!三つ編み、ねじりでもOK!

木村「一番おすすめなのが、編み込みスタイルです。

編み込むことによって、崩れにくくなり強度が増しますし、しっかりきつめに編んであげると土台から安定しますので、水泳帽の着脱時に崩れる心配もなく、水泳が終わった後も大きな崩れがないので、水泳後の授業もストレスがありません。

髪の毛が長い子どもの場合は、特に編み込むことでまとまり、コンパクトにもなりますから、水泳帽の中に髪の毛をしまいやすく、子どもが自分で水泳帽を被るときにも被り易さを感じます。

編み込みが難しければ、三つ編みでもよいですし、三つ編みも難しいかなと感じるママは、ねじってもOKです。編み込みよりは崩れやすくなりますが、毛量を少なくして、細かくねじってあげることで、強度が増します」

滴が垂れる…もこれで解決!

木村「水泳の授業のあとは、ドライヤーで乾かすことができないし、着替えの時間もあっという間。

しっかりタオルドライする時間もとれないことから、髪の毛が長い女の子の場合は特に、その後の授業はずっと滴がぽたぽた垂れて困るということがありますよね。

そこで、上記にあげた編み込みや三つ編みなどのアレンジをした後の毛先はどうする問題なのですが、毛先は丸めてピンで留めてしまうことがベストです。

髪の毛が長い女の子や、髪の毛が少ない女の子は、ゴムで結んでも解けてしまいやすいんですよね。

ですから、毛先まで三つ編みにしてあげて、限界まできたら毛先をゴムで留めてたら、その部分をもって、髪の毛をぐるぐる丸めてお団子状にしてピンで留めてあげましょう。

水泳で髪の毛が水分を含んでピンがとれにくくなるので、ピン止めが苦手なママでも、土台から毛先も崩れづらく、とても頑丈なまとめ髪を作ることができます」

子どもだけでなく、大人にも使えるヘアアレンジ。ぜひやってみてくださいね。

【取材協力】木村旭宏さん
名古屋市の人気美容室『美容室Hair&Make Liel』オーナー。美容師としてサロンワークを行う中、雑誌等メディアで活躍するヘアメイクアーティスト。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11