2015年ももうそろそろ終わり。
今年もさまざまな話題やニュースが駆け巡った1年でした。

その中で子育て関連の話題(日本経済新聞)で、こんなものがありました。

2015年1~6月の出生数は50万8802人と前年同期比で1万2411人増えた。

人口動態統計(速報) 厚生労働省


近年は、日本の出生率の低さがクローズアップされることが多かったのですが、今年は昨年2014年の同時期よりも出生率が高くなりました。

さて、そんな中、今年誕生した赤ちゃんたちにはどんな名前が多く名付けられたのでしょうか。


株式会社ベネッセコーポレーションによる「たまひよ名前ランキング」、明治安田生命の「名前ランキング」の2015年度版が相次いで発表されていましたの。

今回は、2015年1月~10月に生まれた赤ちゃん19,761人を対象に、名前や名前の読み方、漢字などについての調査した「たまひよランキング」をメインにご紹介します。

2015年名づけの傾向は?

男の子の名付けの傾向は、名前の読みランキングは7年連続「はると」がトップとなっていますが、その漢字の組み合わせは多様化しています。

例えば、「陽翔」「陽斗」「晴翔」「悠人」「遥人」は、全部「はると」です。

人気の響きにそれぞれの思いを込めた漢字を使って、個性を表現する傾向があるようです。

女の子の名付けについては、トップ20位以内に植物を連想される名前が11もランクイン。

美しく、しなやかに、そして、しっかりと根を張って生きてほしい、そんな願いが込められているのかもしれません。

名前ランキング

それでは、2015年に出生した赤ちゃんにつけられた名前の実際のランキングを見てみましょう。

男の子の名前

1位 悠真 66件
2位 湊 57件
3位 蓮 53件
4位 陽向 49件
4位 大和 49件

男の子は悠真(主な読み方ゆうま)が2年連続1位になりました。2位の湊(主な読み方みなと)が昨年8位からランクアップしています。「悠」という感じはここ数年人気ですね。「れん」「ひなた」という読みも根強い人気のようです。

女の子の名前

1位 葵 86件
2位 結菜 69件
3位 凛 62件
3位 結愛 62件
5位 陽葵 56件

女の子の名前は、昨年4位だった葵(主な読み方あおい)が8年ぶりにトップに返り咲きました。漢字では、「結」という漢字が人気。人との結びつきや絆などの意味が込められているのかもしれません。