台湾産のコーヒーを堪能

迪化街エリアの南寄りにある『森高砂咖啡館』の董オーナーのアイスコーヒー。急速に冷やすことで旨味を閉じ込める

迪化街で歩き疲れたら、大人のコーヒータイムが楽しめる場所へ。

『森高砂咖啡館』という、延平北路と南京西路の交差点にある重厚な店構えのカフェだ。オーナー董(ドン)さんは台湾産のコーヒー豆にこだわり続けて10数年。

コーヒー農園で豆を作るところからすべて自身で手がけている。台湾産のコーヒー豆は台湾中南部の高山で作られることが多く、台湾先住民農家による手作りコーヒー豆も少なくない。

重厚な店構えの『森高砂咖啡館』。迪化街散歩のしめくくりにちょうどよい落ち着いた大人の雰囲気

『森高砂咖啡館』(シェンガオサーカーフェーグァン)
台北市延平北路二段1號 TEL:02-2555-8680 12:00~21:00(土日は~22:00)無休

リーズナブルな包丁マッサージで旅の疲れをふっとばす

台北駅の地下商店街にある『中華世界刀療協會』。MRT機場乗り場にも近く便利な立地

台湾といえば足裏マッサージというほど一般的だが、ここではそのバリエーションのひとつである包丁マッサージをご紹介したい。

迪化街の最寄り駅であるMRT北門駅と、MRT台北駅のちょうど真ん中に位置するマッサージ店で、台北地下街の中にある。

桃園空港と市内を結ぶ機場MRT乗り場のそばなので、市内に到着してすぐ、あるいは空港へ向かう直前にも利用しやすい。迪化街散歩のあとでも行きやすい立地条件だ。

また、一般の足つぼマッサージは30分500~600元という相場なのに対し、包丁マッサージは10分で220元。

割高ではあるが、時間のない旅行中でもサクッと利用できて十分な効果を期待できる。上半身コースは10分220元だがが、足のもみほぐしもサービスしてくれる。

下半身を重点的にという人は同じ値段で腰下や足の施術をしてくれる。

包丁の背の部分で肩や首筋をトントンと叩く手法で、この道十数年のベテラン「刀療師」が客の身体に合わせた施術をしてくれる。包丁という道具を使うことで、しっかりとツボに食い込んで、効果的なのだとか。

身体の疲れが取れたところで、2日目後半戦へ乗り出そう。

『中華世界刀療協會』には常に数人の刀療師がスタンバイ。包丁の重みがピンポイントでツボに効く

『中華世界刀療協會』(ジョンホァスージエダオリャオシエホエ)
市民大道一段100號(台北 地下街97號、Y16出口そば) TEL:02-2550-3535 11:00~21:30 無休

7/6(土)15:30~17:00、新宿で台湾カフェ講座開催

本コラムの筆者・光瀬憲子が朝日カルチャーセンター新宿教室で、台湾のお茶とスイーツに関する講座を行います。

知識ゼロからの台湾旅行入門講座(計4回)

本コラムの筆者・光瀬憲子が栄中日文化センターで、知識ゼロからの台湾旅行入門講座(計4回)を行います。

開催日時:7/17、8/21、9/18、10/16(第3水曜の15:30~17:00)
会場:名古屋・栄中日文化センター

7/20日(土)15:30~17:00、銀座で韓国リピーター向け台湾旅行講座 

本コラムの筆者・光瀬憲子が、『韓国との比較で語る台湾旅行の魅力』講座を行います。
 

みつせ のりこ:90年代から台湾と関わり、台北で留学や就職、結婚や子育ても経験。現在は執筆や通訳、取材コーディネートの仕事で日本と台湾を往復している。著書に『台湾の人情食堂 こだわりグルメ旅』『美味しい台湾 食べ歩きの達人』『台湾縦断! 人情食堂と美景の旅』『台湾一周!!途中下車、美味しい旅』など。株式会社キーワード所属。