バテない体になる4つの方法!

いきなり花粉症になるように、今まで平気だったとしても梅雨に入ったらいきなり“梅雨バテ”してしまう可能性もあります。

特に、6月は連休がないため、ゆっくり休みをとりにくい月! そのため「梅雨バテかも?」と思っても、回復するための時間がとりにくいのです。

そうなると、できることは梅雨バテにならないように気をつけることと、梅雨バテになった際の対策を知っておくこと! これから試してほしい順番に、ご紹介していきます。

1:特製ドリンクで、こまめに水分補給をする

チェックリストに掲載したのですが、利尿作用の高いアルコールやコーヒーやお茶などは、余計に脱水を促してしまうこともあり、水分補給にはなりません。また、水分と同時に、汗に含まれる塩分も一緒に摂りましょう。

一番のオススメは、経口補水液なのですが、味が物足りなかったりして飲み続けるのが難しいもの。

そんな方は、現役内科医の方がオススメする『梅雨バテ対策スペシャル経口補水ドリンク』を試してみてはいかがでしょうか。筆者も試してみましたが材料も揃えやすいですし、簡単でおいしく、作り置きもしやすかったです。

材料(水250mlに対して)

レモン・・・大さじ1
リンゴ酢・・・小さじ1
オリゴ糖・・・大さじ1
はちみつ・・・大さじ1+小さじ1
塩・・・ひとつまみ

作り方

1)コップに水を注ぎます
2)材料を分量の通りに入れます
3)スプーンでよくかき混ぜて完成

※薄い場合は、レモンやリンゴ酢を足してみるといいかと!
※パイン、キウイ、ウメ、桃、ライチ、ミント、メロンなどの夏のフルーツをプラスしても美味しいです

2:旬の食べ物を意識して、3食摂る

昔から「初ものは縁起がいい」「初ものを食えば七十五日生きのびる」と言われており、生命力の源とされていました。旬な野菜・果物を上手に食事に摂り入れることで、からだのバランスを整え、健康を保つことができるのです。

梅雨時期から旬なのが、ズッキーニやトマト、ピーマン、山椒、とうもろこし、生姜やしそ、きゅうり。果物でいえば、グレープフルーツやライチ、梅、杏が旬です。

これらの食材が入っているか、外食でもコンビニでも確認して、積極的に摂るようにしましょう。

また、生活リズムを整えるためにも、朝・昼・晩と3食摂ることも忘れないようにしてください。私たちの体には体内時計があり、それらは少しのことで崩れてしまいます。

3食をきちんと摂ることで、体内時計を修正でき、メンタルや体の不調が起こりにくくなるのです。

3:サプリやドリンクで、梅雨バテに効く栄養を効率よく補給

「3食もしっかり摂る時間がない」という方は、サプリメントやドリンクで栄養補給をするのも手です。

美容家の小林ひろ美さんが脳腸相関LABO.の「働く女性のサプリメント利用状況に関する調査」内でオススメされていたものの1つが、細胞を作るアミノ酸を多く含む“ビネガー”。

市販のビネガードリンクを飲むもよし、スーパーなどで売っている『○○酢』とラベルのついたものを水やソーダで割ってのむもよし! 仕事の合間やお風呂上がり、気分を変えたいときなど「ちょっと喉が乾いたな」というタイミングで水分補給とあわせて摂ってみるといいかもしれません。

もう1つは、“チャフロサイド-B”。

「ダイエット成分として最近注目されており、緑茶などから摂れる成分です。子供時代には多くあっても大人になるに連れ減ってしまうといわれる、鎖骨周辺に僅かにあるといわれる褐色の脂肪細胞」と、小林さん。

代謝を上げ、体温を上げるのをサポートしてくれるので、梅雨バテで代謝が落ちがちなときにはサプリでさくっと摂取していきたいですね。

4:休日はプチ遠出を実行!

株式会社エアトリが10代~70代の男女885名を対象におこなった「ストレス解消旅行に関する調査」によると、男女ともに8割以上が「ストレス解消旅行へ行きたい!」と回答していることが分かっています。

ですが、連休がない6月は難しいもの。それなら、休日に往復2時間以内で行けるところへサクッとプチ遠出を計画してみてはいかがでしょうか。

都会や現実から少しでも離れるだけでも、リフレッシュを図れます。プチ遠出で現実逃避したり自然に触れ合ってリフレッシュして、サクッと帰ってきて、ゆっくり家で過ごせば、日頃のストレスも上手に発散できますよ!

梅雨バテは、気合で改善するものではありません。どこか体調が悪いと感じるのであれば、まずは無理をしないようにすることが大切です。涼しい場所で休んだり、仮眠をとったり、ちょっと動いてみたり、定時でさっと帰りましょう。

また、梅雨バテに耐えられる身体づくりをするため、今からスケジュールに「この日は絶対定時に帰って、この日は家事しない!」や「夜10時以降はリフレッシュタイムで携帯をオフしてごろごろ」などと、体も頭も心も休める予定をぐいぐい組み込むようにしてくださいね。

一緒にじめじめダルダルな梅雨バテを攻略して、バテない体を手にしましょう!

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。