富野節、みさくら語…アニメや漫画の“クリエイター名”が付いたネット語を調べてみた

福本節

アカギ―闇に降り立った天才 (1)

漫画界の名言製造マシーンといえば、『カイジ』『アカギ』で知られる福本伸行氏だろう。

勝負に命をかける男たちを描いた世界で、「金は命より重い・・・・！」と人生の核心をついたセリフ、「悪魔を殺す悪魔的奇手っ・・・！」のような印象的ナレーション、「狂気の沙汰ほど面白い・・・！」とバクチ打ちの本性を表現したセリフなど、神がかった言語センスは他の追随を許さない。これらはファンから「福本節」と呼ばれている。

シリアスからギャグシーンまで含めた実例の多さ、日常で使いやすい汎用性の高さによって、ネット住人にも大人気だ。

オーバリズム

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天才アニメーターとして名を馳せ、メカデザインや監督業、会社経営もこなす大張正己氏。その手によって描かれるロボットは表情からボディライン、决めのポーズに至るまで“人間っぽさ”が強調されており「オーバリズム」「バリメカ」と親しまれている。

大張氏が参加した作品はファンの注目を集め、放送後には「今日もバリってたな」などとSNSや掲示板に書き込まれる。キャリア的には『超獣機神ダンクーガ』『機甲戦記ドラグナー』放映時の1980年代から活躍している大御所だが、ツイッターを拝見する限りいまだ新境地の開拓に余念がない様子。これからも存分にバリバリしてファンを楽しませていただきたい。