ボカロ曲を歌う若者を見て、己の加齢をシミジミと実感しがち

カラオケに行った時に、如実に現れるもの……それが、"世代"です!

若い子が歌っている曲を知らなかったり、反対に、こちらが歌う青春時代の思い出が詰まったナンバーを若い子は知らなかったり、各世代で聴いてきた歌の違いが選曲によって露見する場、それがカラオケなのです。

アニメファンによるカラオケの場合も、そうした世代感の違いは存在しています。中でも、初音ミク以降のボーカロイド楽曲は、そうしたジェネレーションの差が最も表れやすい曲ではないでしょうか?

ボーカロイドの曲はテレビアニメで流れるアニソンと比べると、ネットの動画サイトを観たり、音ゲーを遊んでいたりと能動的に動かないと触れる機会が少ない音楽です。

その為、ボカロ曲は、ネット動画に慣れ親しんできた若い世代……いわば"ニュータイプ"と、そうではない上の世代との認識に差が出やすい音楽ジャンルだと私は思うのです。

若い子とカラオケに一緒に行くと、普通に『千本桜』とかカゲプロの曲とかを歌われて、しかも、また歌詞もメロディも独特なものが多いから、「これが若さか……!」とオッサン世代のアニソンファンは、カミーユにぶん殴られた時のクワトロ大尉みたいな感じで己の加齢を痛感するものなのです。

女性声優さんが歌うと可愛い曲も、自分で歌うとただただキモいだけになり愕然としがち

これは、男性のアニソンファンに特に多い"あるある"でしょう。

主に美少女アニメ作品で聴くことができる可愛らしいアニソン、声ソンの数々。可愛いアイドル声優さんやユニットが歌っていたりして、チャーミングでキュートでポップな楽曲が多いですよね。

しかしながら、アニメを何度も観返し、CDも買って、大好きな曲だから歌ってみるかとカラオケにチャレンジしてみるも、男性の野太い声で歌った日には、原曲の可愛さが一気に霧散し、ただただキモいだけの楽曲になり、思わず呆然としてしまう……あると思います!

更に、そういう曲って、歌詞も愛らしいものが多いので、これまた男性が歌うと悲惨な結果になりがちです。

特に、「ぴょんぴょん」とか「どきどき」とか「ふわふわ」とか「ポイッ」とか可愛い擬音が一杯出てくる曲は、特に男が歌うと辛い! ……まぁ、今のは、全部『ご注文はうさぎですか?』シリーズの話ですけど。

こういう曲は、キーも原曲だと高いから、ひたすら低くしがちだったりしますよね。あるあるですよ、あるある。

反対に、女性のアニメ、声優ファンの場合は、男性声優さんのアニソンを歌う時にキーを上げがちだったりするのでしょうか? ちょっと気になるところです。

如何だったでしょうか? 非アニメファンとカラオケを共にする際に起こるネタなどは、特に"あるある"ではないかと思います。では最後に、もう一つだけあるあるネタを紹介して、本文の締めとさせていただきます。

プリキュアの主題歌を熱唱している時に限って、店員さんがドリンク持ってきて、恥ずかしい思いをしがち!

都内在住の極々平凡なサラリーマン兼、アニメ、音楽、プロレス、映画…と好きなものをフリーダムに、かつ必要以上に熱っぽく語るBLOG「さよならストレンジャー・ザン・パラダイス」管理人。永遠の"俺の嫁"である「にゃんこい!」の住吉加奈子さんと共に、今日も楽しいこと、熱くなれることを求めて西へ東へ。