イラスト:上田 耀子

好きな人に思いを伝えようとする気持ちは大切ですが、タイミングを考えていますか?

告白することばかり焦ると、実は男性にとって嫌なときに打ち明けてしまい、OKをもらえる可能性がなくなることもあります。

実際にどんなタイミングでの告白に引いてしまったのか、エピソードを集めてみました。

1.転職が決まったとき

「ずっとやりたい仕事があって、その業界に転職できることが決まったとき、それまで勤めていた会社の同期から告白されました。

『もう同僚じゃないから』とこれからは恋愛対象として見てほしいことを言われましたが、そのときは新しい会社や仕事のことで頭がいっぱいで……。

『どんな生活になるかわからないときに、無責任な付き合いはできないから』

と断りました。

『仕事の邪魔はしないし、たまに会ってくれるだけでいいから』と返されたけど、正直それまであまり仲が良かったわけじゃないし、好きになれるかわからない人に時間を使うのもストレスになるなと思って、『やっぱり無理です』で通しました。

新しい仕事が落ち着いたあとだったら友達から始められたかもしれないけど、このタイミングでは難しかったですね」(32歳/営業)

好きな男性の転職が決まり、環境が変わるときに思い切って告白する女性もいるかもしれませんね。

ですが、まず考えないといけないのは男性の状況です。新しい職場に仕事など、たくさんのプレッシャーがあるときに好意を打ち明けられても、「今はそれどころじゃないから」と断られる可能性もあります。

「今でなかったら」と男性に思われるなんて、本当にもったいないですよね。

2.本命に振られた直後

「ずっと仲良くしていた女友達がいました。

俺は好きな女性がいたのでよく話を聞いてもらっていて、いいヤツだなって自分なりに大切にしていたつもりです。

あるとき、好きな女性に思い切って告白したら断られてしまって、落ち込みながらその子に連絡しました。

『会って話そう』と言ってくれて、すぐ来てくれたのは嬉しかったんだけど、俺が話し終わったあとでいきなり

『実はずっと好きだったの』

と告白されてびっくり。

正直、振られた直後だから好きとか言われてもすぐには考えられないし、じゃあ今までどんな気持ちで俺の話を聞いていたのかと思うと余計に気分が落ち込みました。

伝えてくれるなら、もう少し気持ちが落ち着いたあとだったらちゃんと考えられたのに。

結局、返事を保留にしたままで疎遠になってしまい、今でも苦い記憶です」(29歳/薬剤師)

もしかしたら、この女性は好きな気持ちが高まって思わず言ってしまったのかもしれません。

ですが、本命の女性に振られた直後の男性は、まず失恋の痛みで心がいっぱいです。そんなときに愛情を伝えられても、受け取る余裕があるでしょうか。

また、告白されたことで「どんな気持ちでアドバイスをくれていたのか」と振り返ることも、ショックが重なって冷静ではいられませんよね。

好きな男性が振られたからといって直後に気持ちを打ち明けるのは、逆に遠ざけられる可能性があることを肝に銘じておきましょう。