寿司飯を2種類用意する手もある。
ひとつはふつうの寿司飯を作り、もう片方には白ごまを入れるのだ。
白ごまを噛んだときの食感が愉しいいなり寿司になる。
刻んだ大葉を寿司飯に混ぜてもいいだろう。
あるいは、いなりあげを裏返すなど、様々なバージョンが愉しめる。
平翠軒が泉平のいなりあげを扱い始めた当初は、なかなか売れなかったそうだ。
倉敷には大企業があり、関東からの転勤族も多い。
転勤族とその家族は関東の味ともいえる泉平のファンになったが、
昔からの岡山県人には見向きもされなかった。
ところが、その後徐々に岡山県人の間でも泉平の味が浸透していった。
いまではすっかり平翠軒の定番になり、よく売れているそうだ。
これからの行楽シーズンや運動会にいなり寿司を作るなら、
手っ取り早くておいしい泉平のいなりあげ(8枚入り/840円)をすすめる。
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