子どもが成長するにつれて、モノを欲しがることが増えてきます。そうすると、”お小遣い”について考え始めますよね。

でも、お小遣いってみんないつからどうやってあげているのでしょうか?

金銭感覚が身につかない、危険なお小遣いのあげ方

オウチーノ総研が行なった『子どものお小遣い実態調査』によると、お金の価値や管理の仕方がわかり始める年齢ということで小学校低学年からスタートする家庭が多いようです。

そして、渡す方法ですが、77.8%の人がお小遣いを定期的に定額を渡すと答えています。そして注目すべきは、2番めに多い16.3%の方が答えている”必要なときに必要な分を渡す”というあげ方。

実は、このあげ方は金銭感覚が身につかずとても危険なんです。

なぜなら、必要なものをいつも親が買ってあげてしまっていたら、子どもは自分でそれが必要か必要でないか判断する力がつかないから。
もし、そのまま大人になってしまったら、現金がなければクレジットカード、月々が支払えなければリボ払い、とその借金を返すために働くとなってしまうかもしれません・・・。

学校ではお金のことを学ぶ機会はほとんどないため、家庭での教育がとても重要となります。我が子がそうならないためには、どうすればいいのでしょうか?

そこで今回は、幼児期からできるお金の大切さを学ぶ方法を3つご紹介させていただきます。

1. お手伝い“ポイント制”で、子どもが喜ぶ報酬を!

日本では、月々定額を渡すという家庭が多いですが、海外ではどうでしょうか?

例えば、イギリスでは、小さい頃から、週1回の定額のお小遣いにプラスしてお手伝いの対価として渡す家庭が多いようです。
やはりお金の大切さを学ぶためには、お手伝い(労働)の対価としてお小遣いを渡す方法が1番ではないでしょうか。

でも、食器洗いのお手伝いで100円だと、幼児にはちょっとあげすぎな気も…。だからといって、10円もらっても何かが買えるわけではないので、あまり嬉しくないですよね。

そこで、あまりお金をあげすぎず、子どもが喜ぶおすすめの方法を紹介しますね。