(3)笑顔を呼ぶ歯ブラシ
にっこり笑った口から、白く輝く美しい歯がこぼれるのが理想的。しかし、歯にコンプレックスがあると、彼の前で思いきり笑えなくなってしまう。
歯医者さんに行くヒマがない人は、使う歯ブラシのメーカーや種類などを変えてみてはいかがだろうか。
歯並びには個性があるから、1日3回ちゃんと磨いていても歯ブラシが届かない場所も出てくる場合がある。「当たる」歯ブラシに出会えるかは、重要かつ繊細な問題。
使う歯ブラシのタイプを時々変更するだけで、それまで磨けていなかった箇所に白さが戻ってくることがある。以前のものより自分の歯並びと相性がいい品物にヒットする時も。
キレイな歯を取り戻せば、自信を持って笑えるようになる。笑顔が増えれば、好感度も上がるはずだ。
(4)指先美人になれる爪磨き
清潔感のある女子は、指先から薫る。私の元職場の上司がそうで、パソコンのキーボードを打ったり書類を差し出したりする時の指先が、見とれるほど美しかった。
指がキレイに見えるのは、爪のお手入れをしているからだ。男子の評判が悪い華美なネイルはしないかわり、地爪の形をきちんと整え、表面をツヤツヤに磨いているのだ。
爪磨きを手に入れよう。100円グッズでも取り扱っている。
(5)悩みを打ち明けられる友達
男子が想像する「清潔感がある人」とは、素肌がキレイで、すっぴんに近いナチュラルメイクの女性のこと。厚塗りメイクでは清潔感がないと見做されてしまう。力を入れるべきはメイクよりもスキンケアだということは、言うまでもない。
それなら化粧品をおすすめするのがダイレクトなのだけど、ここでは少々違った意見を書かせてほしい。
肌の状態は心模様を表す。精神的なストレスが溜まると、いくらリッチなケアをしても肌が美容成分を上手に吸い上げられなくなってしまうのだ。心が泣いてる時は、肌だってツラい。
したがって、肌荒れを防ぎたいならあなたの心を苦しめる原因を取り除くこと。
しかし、男子というのは愚痴の聞き役には向いていないですね。くよくよ悩んでいる女子に「暗い=清潔感がない」という印象を持ってしまう男子もいると聞く。「いつも笑顔でいてほしい」という意味に受け取っておこうか……。
ストレスのもととなる悩みを吐き出したくなったら、ヘルプを求められる同性の友人がいるとどれだけ心強いことか。フレネミーではない、真の味方、同士になってくれる友達を持とう!!
まとめてみよう。清潔感のある女子、それは、イメージとしては「白い衣をまとった笑顔の女」で「悩み事から解放されている」感じ。神々しい! それってホントに人間なの? と思っちゃうけれども……、そこに自分を近づける方法はといえば、人間の手作業による、爪、歯、肌、脱いだ服などの、意外に地味なメンテナンスなのである。
過剰な女子っぽさ、可愛さの作りこみにこだわらなくてもいい一方で、「清潔感」を保つためのお手入れは、やっぱりちょっぴりやっておいたほうがいい。自分が気持ちよく過ごしながら、モテにつなげることができる。参考になれば幸いだ。