ラクでも避けたほうがいいトップスはコレ!

先ほど触れた“締め付け”の点でいうと、ブラジャーはスポーツブラのほうが、ワイヤー入りのブラジャーよりもずっとラクさをキープできます。

それから、機内はとにかく冷える&乾燥がひどいため、素肌に直接触れる衣類は特に天然素材を着ましょう。素肌を冷えと乾燥から守ってくれます。

ここで注意。上着にパーカーを選ぶ方が多いのですが、フリースパーカーはNGです。確かにラクではありますが、乾燥しやすい機内ではフリースは静電気が起きやすく、かゆくてたまらない!なんて事態も引き起こすからです。

上着を着るなら、薄手のダウンジャケットやダウンベストが正解です。

上着の重さは意外と身体にストレスを与えるため、上着は特に軽さを重視すると、機内でリラックスできる鍵になります。

ラクでも避けたほうがいい靴はコレ!

機内で履く靴。ラクさを追求するなら、やっぱりスニーカーですよね。

しかし、スニーカーにも意外な弱点あり!なんです。

女性の方なら特に、機内で“脚のむくみ”に悩まされることってありますよね。この問題を解消するために、着圧ソックスを持ち込んだりしたりするでしょうが、この圧が苦手という方は意外に多いんです。それで、結局履かずじまい…。

結果、着圧ソックスを履かずにいたら、むくんだ足ではスニーカーがきつくて、いざ飛行機から降りる時には、スニーカーが履けない…という事態になってしまうことは少なくないのです。

それなら、むくんだ足でも履けるラクな靴を履いて乗り込む方が、降りるときもラク!

おすすめの靴は、バブーシュのように、かかとを踏んで履ける靴やミュールのようにかかとがない靴。

夏ならエスパドリーユのように、靴下いらずで履けて裸足のままかかとを踏んで履けるデザインもありますし、サンダルも、つっかけのようにサクッと履けるものが豊富ですから、こういったものを履いて乗り込みましょう。

他には+αとして、首の防寒やひざ掛けになるストール、足元の防寒になる靴下を持ち込むと、機内でも、現地に着いてからも役立ちます。

ぜひ参考にして、快適なフライトにしてくださいね。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11