撮影/西崎博哉(MOUSTACHE)

普段着を「まあ、いっか」と決めていませんか?

いつも同じ服だったり、パーカーにジーンズと年齢的に合わない素朴な出で立ちだったり……。

素敵な人は気負っているわけでもなく、リラックスしていてもどこかおしゃれ。

ワンマイルウエアこそ、その人のセンスが出てしまいます。

ご近所に出掛ける時やママ友とのお茶会など、何気ない日のファッションのほうが案外難しいですよね。

そこで今回は、人気ファッション雑誌『VERY』のエディター・ライターの高橋志津奈(タカハシシズナ)さんに、キレイに着こなす“ママ服”のコツを教えてもらいました。

3児の子育て中 “ママエディター”志津奈さん

高橋さんは、抜群のセンスで毎号多数のメインページを手掛ける腕前。

2015年2月に出版した初の著書『VERYエディター 高橋志津奈のSimple Casual』はベストセラーとなり、最新著書『高橋志津奈のCoordinate Book』が好評発売中です。

3人のお子さんの母であり、フォトグラファーの夫のマネージャーも務める多忙な日々の中で、リアルな日常が垣間見られるブログインスタグラムもフォロワーが多いんです。

 

疲れるオシャレはしない! 子連れコーデの基本は?

高橋さんのママコーデの基本はスニーカー。

「子どもがまだ小さいので、自分が疲れてしまうようなオシャレはしないようにしています。 子どもと一緒に走るような日は足元は基本的にスニーカー。 靴を決めてから全身のコーディネートを考えることが多いので、 靴をスニーカーに決めたら服もそれに合わせて調整します」(高橋さん)

足元を決めてから、トータルファッションを選ぶと、「歩く日なのに、最終的にパンプスになってしまった」ということもなくなります。特にお子さんと一緒の日はスニーカー。統一感を持たせるコーデにすればお洒落感も生まれますね。

「例えばグレーのコンバースなら服はライトグレー~黒のワントーンにしたり、デニムを合わせるならきれいめのシルエットを選んだり。息子とスニーカーとブランドを揃えるのも好きです。全然違う格好をしていても親子で足元のテイストが似るとなんとなく統一感が生まれます」(高橋さん)