タクシーでもUberでもない「CREW」というスマート送迎アプリをご存知ですか? 車に乗りたい人と車を運転する人とをマッチングするサービスで、今は毎日20時〜深夜3時まで使うことが可能。
乗った人が支払うのはガソリン代や高速道路代などの実費とCREWのシステム利用料、任意の謝礼です。今までにないサービスを使ってみた体験記をお届けします。
CREWならではのコミュニケーションが楽しめる
私がCREWというサービスを知ったのは、友人がCREWのヘビーユーザーであり、CREWが運営するブログでインタビューを受けていたのを読んだのがきっかけでした。
彼女が答えていた「みなさん仕事もCREWパートナーを始められたきっかけも様々で、いろんな人の人生の話を聞けることがすごく面白いんですよね。初めて会うのに、友達みたいな感覚でおしゃべりを楽しんでいます」という言葉が印象に残っています。
CREWパートナーとはCREWで活動するドライバーのこと。
CREWではどんな人がドライバーをしているのか、タクシーなどとはどう違うコミュニケーションができるのか知りたくて、使ってみることにしました。
乗る側も評価される仕組みが面白い
CREWを使う側(車に乗る側)になるのは簡単です。アプリをインストールして簡単なプロフィール設定(名前と写真だけです)と支払い用クレジットカード登録をするのみ。
登録後は毎日20時〜深夜3時まで使えます。
現在CREWに乗れる(出発可能エリア)のは渋谷区や新宿区、世田谷区、千代田区、港区などの23区の一部です。夜、それらのエリアにいたらCREWを使うチャンス!
CREWに登録したての場合、出発地から25km以内であれば、到着地はどこでも指定可能です。
ただ、出発可能エリアからあまりにも遠い場合は、そこまで行けるドライバーさんとマッチングしない可能性も。
面白いのはCREWがタクシーなどとは違い、一利用者としてドライバーから評価されること。個人の信用が積み重なり、“待遇”が変わってくるサービスです。
CREWには独自のグレードプログラムがあり、最初は「ホワイト」で上記の利用制限があります。
CREWを使い続けて、次のグレード「グリーン」に上がると、出発地〜到着地までの距離に制限がなくなったり、手数料がよりお得になったりします。
続く「ブロンズ」「シルバー」などに上がると、さらなるメリットも。良心的に使い続けるほど、いいことがあるのですね。