ナンバーや車種、ドライバーの顔が事前にわかるから安心
私はある月曜夜21時前、新宿でCREWを呼びました。歌舞伎町にある映画館を出たところで、乗りたい場所(新宿通りにあるドン・キホーテ前)と到着地(豊島区の自宅)を選択。
この日は雨だったこと、時間が早かったことが理由なのか、ドライバーとのマッチングに少し時間がかかる旨が表示され、3分ほど待ったところでドライバーとマッチング。
個人的には「こんなにすぐマッチングするんだ!」とびっくりしました。CREWに登録しているドライバーさんは、実はかなり多いのかもしれないなと思います。
東新宿を走っていたドライバーさんが来てくれることになりました。
「あと約◯分で到着します」など、出発地に来てくれるまでの時間、車のナンバーや車種、ドライバーさんのプロフィールが閲覧できるので、待っているときも安心できます。
道路が混み合っていたようで、ドライバーさんから「渋滞のため、少し時間がかかっています」とテキストメッセージもいただきました。こういった細やかな対応があると、とてもありがたいなと思います。
約10分後、ドライバーさんが到着。ナンバーや車種がわかっているので、難なく見つけることができました。
早速乗り込みます。見ず知らずの相手ですが、CREWに登録しているドライバーさんは、CREW独自の研修を受けていて、かつ優良運転者だというので不安はありません。
支払いは実費とシステム利用料+任意での謝礼
この日、私を乗せてくれたドライバーさんは、新宿を拠点として活動していると話していました。なぜCREWでドライバーをしているのですかと聞くと、「運転が気分転換になるから」とのこと。お勤めから帰宅後に週3回ほどCREWでドライバーをしているのだとか。
「CREWで乗せる方といろいろな話をするのが楽しみです。家と会社との往復をするだけでは味わえない体験ができます。
あと、天候が悪い日など、CREWアプリを見てドライバーが不足している日は『自分が行かなければ…!』みたいな謎の使命感にかられることも(笑)。
家に帰ってもダラダラ過ごすなら、CREWで活動するほうが楽しいなと思うんです」(ドライバーさん談)
到着地までおよそ8kmのドライブ中、主にCREWのことやドライブのことを話していました。CREWというサービス、そしてドライブが本当に好きなんだな、ということが伝わってきました。
あっという間に到着。お礼を言って車を降ります。これがタクシーやUberとの違いです。
到着するとドライバーさんを5段階で評価する画面に遷移します。この評価は家に着いてからでOKで、併せてコメントを書き込みます。
続いて、かかった費用がわかる画面へと進み、ここで「任意で謝礼を支払うかどうか」を決めます。私は快適なドライブをしてくれたお礼として1000円払うことにしました。
謝礼は自分で自由に決めることができます。今回、実費(ガソリン代)とシステム利用料、任意の謝礼を含め、約1600円の支払いでした。
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CREWを使ってみて思うのは、出発可能エリアがもう少し広がってほしいなということ。現在は鹿児島県与論島などの一部地方で実証実験が行われていますが、それ以外は都心の限られたエリアのみ。
都内でもエリアが拡大したり、三大都市圏へと広がったり、その後地方でも使えるようになると、恩恵を受けられる人がより増えるのではと感じます。
旅先でCREWを使うこともできますよね。そんな日が来るのが待ち遠しいです。