3.寝つきが悪い
睡眠時間は少なくても、深い眠りが確保されていれば問題ないのですが、寝つきが悪いと、深い眠りに入りにくく、睡眠不足になりやすいのです。
寝つきの悪い人の場合、寝室を「眠れない場所」と脳がインプットして、寝室に入るだけで、脳が「眠れない」強迫観念を抱くようになりやすいので、眠れないときは思い切って起きてみましょう。
もうそうなってしまっている人は、これからでも遅くないので、「眠くなるまで寝室に行かない」、「眠れないときはベッドから起き上がって寝室以外の部屋に行く」という習慣をつけましょう。習慣が身についたころ「寝室=眠る場所」だという脳の上書きが完了するでしょう。
4.朝身体がだるい
寝起きの気分が悪くても、そのまま動いて身支度が整う頃には回復しているなら問題はありません。午前中いっぱいで午後はすっきりという場合は、血圧が原因であることも多いでしょう。
記事「寝起きの“気分の悪さ”はなぜ? 原因と対処法まとめ」で、気分をすっきりさせる方法を詳しくご紹介していますので、そちらを参考にしてください。
ただし、1日中疲れが残っていて身体がだるいのなら、睡眠不足の可能性が高いのでしょう。
睡眠環境を整え、リラックスして、寝る前に考え事や1日の反省をするのはやめて、眠ることに専念してみましょう。
改善しない場合は、体調に悪影響を及ぼすだけでなく、他の病気が隠れていることもありますので、早めに医師に相談しましょう。
5.昼間に眠気がひどい
昼間に異常な眠気に襲われる場合は、多くの場合睡眠不足でしょう。
どうしても眠い場合は、30分以内の昼寝をしましょう。短時間でもすっきりします。寝る前にカフェインを飲むのもお勧めです。カフェインは飲んだ後30分ほどで効いてきますので、目が覚めた頃にちょうどカフェイン効果が現れ、気分がすっきりするのです。そんな日は、早めに眠りましょう。
十分に眠っているのに昼間に眠い時は、まさに眠りが浅い証拠です。睡眠の質は、睡眠時間ではなく、眠りの深さなのです。
どうしても自力で眠れないなら、我慢せずに早めに医師に相談しましょう。