実際に「ガスール」を使ってみた!

では固形タイプを使った基本的な使い方を紹介しましょう。(1個は親指の爪ぐらいの大きさ)

■洗顔■
ガスール 4個
水 10cc(大さじ2/3杯程度)

1.顔を濡らします。
2.ガスールを指先にとって顔になじませ、優しく円を描くようにマッサージ。
3.ガスールが乾く前に流します。

洗顔の時のガスールは、やわらかめのペースト状にします。

目の周りや口元などは避けて使いましょう。特に目の近くは、ガスールの粒子が細かいため、目に入る場合もあるので注意して下さい。

洗顔後はつっぱり感がなく、むしろしっとりした印象でした。

■パック■
ガスール 8個
水 15cc(大さじ1杯程度)

1.肌が隠れるようにガスールを厚く塗ります。
2.そのまま約5分待ちます。
3.ガスールが乾く前に流します。

こちらは洗顔より少し硬めのペーストになります。

流した後のしっとり感と肌のモチモチ感には、ちょっとオドロキ。よくCMで「何度も触りたくなる肌」という言葉を聞きますが、我ながら本当にその感触の気持ちよさを何度も確かめたくなりました。

洗顔のときも、すぐに流さず乾く直前までそのままにしておくと、簡単なパック効果が期待できるようです。

■洗髪■
ショートの場合
ガスール 8~10個
水 30cc(大さじ2杯程度)

ロングの場合
ガスール 16~20個
水 60cc(大さじ4杯程度)

1.髪を濡らします。
2.ガスールを地肌や髪によくなじませ、やさしくマッサージします。
3.ガスールが手につかない程度(わずかにぬめりが残る程度)まで洗い流します。

ガスールで洗髪すると、まれにごわつきを感じる人もいるそうです。私は大丈夫でしたが、最初は髪の毛の一部(一束程度)をとって使ってみて下さい。

それから、ガスールは石鹸のような泡立ちがないので、特に髪を洗う時には物足りなさを感じる人もいるかもしれません。ただ、洗い上がりはすっきりしていて、使うにつれて髪が生き生きしていくような気がしました。

また、髪になじませる時には目の粗いコームでとかすと良いそうですが、私はつきにくい部分には液状になったガスールを手で取って、もみこむようにしました。なお、全体をマッサージした後、しばらく置いておくとパックの効果もあります。

ナイアードのガスールは、ほかにもバスソルトを作ったり、洗髪の時には水ではなくハーブティで溶いて髪をより美しく保ったりと、アイデア次第でさまざまな使い方も可能です。

ハーブ入りバスソルト

まずは洗顔料やシャンプーでどんなものかを確かめてみて、固形や粉末のガスールを使ってみてもよいでしょう。

ガスール本来の洗浄力の強さ、保湿力の高さは一度知ったら手放せなくなるかもしれませんよ。

※商品の価格はすべて税抜

会社員からテレビ番組やDVDなど映像関係の英日翻訳者を経てライターに。 ハーバルセラピスト、アロマセラピーアドバイザーの資格あり。子供の頃からお笑い好きで、当時読んだ「落語全集」は宝物。でも、なりたかったのは落語家ではなく小説家。今、こうして文章を書いて人に伝える仕事をしていることに喜びを感じてます。