「赤ちゃんは寝るのが仕事」「幼児にもお昼寝が大切」。
しかし、ダラダラと寝ているばかりではメリハリのない子に育ってしまいます。

じつは幼児期は一番脳が発達して、体内時計も整う時期。

『天才児を育てる!睡眠育児書』などで知られる、スリープクリニック院長・遠藤拓郎氏による、効果的な睡眠をとる方法を紹介します。

効果的な睡眠が取れるのは夜11時から朝6

よく「寝る子は育つ」といいますが、それは寝ている間に成長ホルモンが分泌されるからです。

成長ホルモンは、健康なカラダや美肌を保つために大人にも必要なものですが、18歳になるまでの成長期にはより欠かせないものです。
それはなぜかといえば、成長ホルモンが骨の細胞を増殖させるからなのです。

この成長ホルモンは、夜11時から朝6時の間にだけ分泌される性質を持っています。
子どもが深い眠りにつくのには3時間の時間が必要とされていますので、夜8時には部屋を暗くして、眠るにつかせることが必要となるのです。

子どもをより良い睡眠に導くには、6時くらいに軽い運動をさせて、7時くらいに入浴、夕飯というスケジュールが効果的です。