3. 過去の男性と比べる

「前の彼氏はこんな人で」、と悲しかった経験を打ち明けてくれるのはいいけれど、何をしても「元彼はこうだった」「こんな嫌な人だった」と話題にされると、男性は比べられているようで一緒にいる時間を楽しめません。

女性の中には「あなたはいい人だと伝えたくて」あえて比べるという人もいますが、はっきり言って逆効果。ふたりの間にほかの男性の存在を持ち込まれていい気がする人はいないのが現実です。

逆に、「悪く言うわりにいつまでも忘れられないのだな」と男性は思ってしまうので、過去にできているのなら話題にしないのが正解。比べるのではなく、目の前の男性の姿を見て、「今」を共有する姿勢を持ちましょう。

4. 「ダメな自分」をアピールする

「彼氏に浮気されるなんて、私ってダメな女だよね」。こんな言い方をされると、男性は「そんなことないよ」としか返せないし、中には「浮気されるような性格なのかな」と言葉を真に受けて距離を縮めることをやめる人もいます。

「ダメな自分」をアピールするのは、心が弱くてまともに付き合えない女性だとみずから口にするようなもの。せっかく好意を持ってもらえたのに、自信のなさに引かれてそれっきりになる可能性もあります。

恋愛を楽しみたい男性にとっては、「ダメな自分」より「つらい恋愛をしたけどそれを乗り越えた自分」が重要だし知りたいと思うものです。

同情を引くようなふるまいは決してポジティブな恋心は育たないので、控えるのがベターと思いましょう。

「過去を引きずっている女性は、好きになってもうまくいくとは思えない」。これが男性の本音です。

そんな自分を受け止めてほしいと思っても、前向きに乗り越えたい気持ちが見えなければあえて関わりたいと思う男性は少なく、せっかく芽生えた好意も諦めてしまいます。

過去は取り戻せないからこそ、目を向けるべきなのは今。

幸せな恋愛をしたいのなら、まず今のふたりを見つめる姿勢を忘れずにいたいですね。

プロフィール:37歳で出産、1児の母。 これまで多くの女性の悩みを聞いてきた実績を活かし、 復縁や不倫など、恋愛系コラムライターとして活躍中。「幸せは自分で決める」がモットーです。ブログ:Parallel Line