これだけは心掛けたいテクニック
メモリアル映像でよく起こるのが、せっかく撮ったのに後で見返すことがほとんどないというもの。その理由として、面白くない、長すぎる、ライブ感がないということがあげられます。ここでは、そのようなことに陥らないための、撮影テクニックを紹介します。
イベントの全体像を撮る
動画が写真ともっとも異なる点は、状況が撮れるというところ。そのため、「どこで、誰が、何をしているか?」を明確にわかるようにすることが大切です。たとえば運動会なら、運動会と書かれた看板、グラウンドの全体像なども忘れずに撮影しておきましょう。
自分の子だけでなく、友達も撮影
よくやってしまうのが、ズームにして自分の子どもだけを追ってしまうこと。誰と一緒にイベントを楽しんだのかは、大切な思い出。撮られた本人も、自分だけしか映っていないビデオは楽しんで見てくれませんよ。
固定撮影は時代遅れ
現在のハリウッド映画を見ればわかると思いますが、固定された画面で映像を撮影するのは時代遅れです。今のカメラは手ぶれ補正が優れており、見にくくなることはほとんどありませんので、思い切って手持ち撮影を楽しみましょう。
同じアクションでも様々なアングルで撮ろう
これも映画などを見ればわかるのですが、同じアクションでもどこから撮影するかで見え方が変わってきます。アップで撮るのか、バストショットで撮るのか、全身像を撮るのか、遠くから撮るのか、横から撮るのか、後ろから撮るのか、上から撮るのかで見え方は変わります。また、それらを組み合わせることで、躍動感が出てきて見やすくなります。近年はスマートフォンのカメラ機能も高性能になっていますので、ビデオカメラとスマホの2カメラで同じものを別方向から撮るのもありかも?
リズム感のある撮影を心がける
きれいな画像、アングルばかりを追い求めては、写真で撮るのと変わりません。ビデオの強みは何といっても、動きをとらえることによる躍動感。子どもの動きのリズムに合わせて、カメラを動かすだけで、リズミカルな映像になり見やすくなります。
自撮りをさせて自然な表情を!
カメラを向けると子どもとはいえ、ちょっと緊張してしまいますよね。そういう時はスマートフォンなどを使って、子ども自身に自撮りでビデオを撮ってもらいましょう。それをあとで組み合わせて編集すれば、子どもの視点、大人の視点が交わった豊かな映像になります。