子どもの入学式、入園式を前にビデオを購入する方は多いと思います。しかし、撮ったものの、見返さないままになってしまうことが多くあります。それは、なぜかというと、面白くないからです。今回はちょっとしたテクニックで、面白くする方法を教えます。
そのビデオの選び方間違っています
この春の入園、入学に向けて新たにビデオカメラの購入を考えている方は、多いだろうと思います。しかし、いろいろなものが発売されているうえ、価格差もかなりあって迷ってしまいますよね。そこで大抵の方は「とりあえずフルハイビジョンなら、どれも同じだろう」「4Kならば後々まできれいに見られるよね」と勘違いしてしまいます。では、何が勘違いなのでしょうか?
ビデオカメラの画質はセンサーサイズで決まる
ビデオカメラのスペックを見ると、画素数のほかにセンサーサイズ(撮像素子)という項目があります。安価なビデオカメラだと「CMOS1/5.8型」、少し高めのものだと「CMOS1/2.3型」「CMOS1/2.5型」、高級機だと「CMOS1型」というものがあります。
同じフルハイビジョンの映像でも、センサーサイズが異なれば映像は格段に異なります。暗いところでの撮影や、背景をボケさせて被写体を際立たせたい時などには、センサーが大きいほうが有効です。
4Kは使わない場合が多い
家電量販店では目を引く4Kビデオカメラですが、現状ではそこまで実用的ではありません。理由は、4Kテレビがないと見ることができない、メモリー容量が多く必要、パソコンで編集などをする場合に作業が大変などがあげられます。40型ぐらいのテレビで見る分には、フルハイビジョンでも充分きれいな画像が楽しめます。筆者自身、4K対応のビデオカメラを購入しましたが、それは「CMOS1型」のセンサーが欲しかったからで、実際4Kモードは使用していません。