Dearmine(ディアマイン)

続いて紹介するDearmineは、朝から列ができていたとのこと。日本初売りの目を閉じたシャムネコや、同じく国内初売りの新しい原型で作られたキリン、個人の原型師とコラボしたコーギーなどが注目商品。世界中で販売しているメーカーですが、日本での売れ行きが一番良いそう。

また、ドールの耳が取り外れせるタイプもあり、カチューシャや帽子、ヘッドドレスをつけやすいのも特徴です。

Dearmineの社長さんにもお話を聞きました。

左が社長さん。ご本人もカワイイ!

――どういったタイプの人形が多いですか?

動物がメインで人はあまりいません。韓国でも日本でも猫が人気ですね。ただ、日本は他の動物、例えば爬虫類、ウーパールーパーなども売れますが、韓国ではそこまで売れません。

――今後はどのような人形を作る予定ですか?

もっといろいろな動物の種類を作って、タイプを増やしたいです。

――コンセプトはありますか?

可愛ければいいんです!(断言) 自分がカワイイと思ったものを作り、やりたいと思ったことをやります。サイズも個性も異なりますが、全体としての「温かみ、豊かさ」というディアマインらしさを出しています。

カジュアルではないものの、ファンタジックになりすぎないように気を付けています。また色もパステル系を多くして優しい感じにしています。

伝統的な日本の衣装、狩衣(かりぎぬ)を着た龍のドール。前回は肌の色がグリーンだったが、今回スカイスキンという淡い水色のものが登場

――日本の伝統的な衣装を着たドールもいますね。

狩衣(かりぎぬ)を着たドラゴンですね。服装ですが、浴衣など日本のスタイルは世界中で人気があります。当社でも一年に二回ほど新作のフルセットを出しています。

日本の生地は質もよいですし、デザインも好きですね。日暮里で布地を買っているんですよ。

動物系ドールが充実しているため、人外、獣人、ケモノっ子好きのファンが多くいるようです。コロンとした体形とぱっちりした目がカワイイものから、スタイルが良く思わずドキッとするくらい妖艶な表情を見せるものまで、かなり幅広いバリエーションがありました。

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