ドール(人形)の世界は奥が深い

人間サイズのお人形さんを発見! しかも動いている! マスクをつけているとは言え、本当にお人形のようで驚きました。ドール好きを極めるとドールになりたくなるのでしょうか。会場にはコスプレ更衣室も用意され、ドールと同じ服装でイベントに参加することもできるとのこと。

ドール用の食器、服や靴はもちろん、浮輪まで販売されていました。服が並んでいる様子は人間の服屋さんと変わりありません。どんなコーディネイトをするか迷ってしまいそう。

また、ここで買った衣装などを着て写真撮影ができるよう、背景の貸し出しとスペースの提供も行われていました。ドール好きのお友達同士が集まって撮影会をするようです。

持ち運びのためのケースもさまざまな種類が販売されていました。一緒にお出かけするときには必須ですね。

担当の方によると、このイベントは来場者の半数以上が男性というのも特色の一つだそう。ちなみに、男性は何を買うか計画を立てて来場する人、朝から並ぶ人が多いとのこと。一方、女性はいろいろ見ながら買い物をする人が多いらしいです。

ドールは高いものだと一体数十万円。お洋服も数千円します。もはや芸術品の域ですね。さらに季節ごとに人形に合う服や、家具を自分で作る人もいるとか。自分好みの表情にするため、メイクを別注することも。

値段だけでなく楽しみ方も幅広く、とても奥深い世界です。お人形遊びは子供のもの、とあなどるなかれ。大人だからこそ楽しめる趣味かもしれません。

取材/篠崎夏美

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