2016年3月も終わり! おそ松旋風は本当にすごかったですが、前評判の高かった『亜人』や『昭和落語心中』の他にも“このすば!”への注目など意外な展開がおこりましたね。2期も楽しみ!

乙女な筆者としては、『赤髪の白雪姫』に毎週キュンキュンさせられていました。ただ守られるだけではない主人公、相手を尊重し思いやりに溢れるイケメンたち、最高です。

さて、4月からも大量の新アニメがスタート。“うしとら”“ジョジョ4部”といった続編の話題作もありますが、今回はアニメ好き女性ライターが注目する10作品を紹介します!

こんな王道からですみません!「文豪ストレイドッグス

4月スタートの新アニメで期待度が高いといえば、この“文スト”か『進撃の巨人』のスタッフが集まった『鋼鉄城のカバネリ』じゃないでしょうか。

太宰治や芥川龍之介など、名だたる文豪をモチーフとした登場人物たちが、「人間失格」「羅生門」といった小説や作品の世界観にちなんだ異能力で戦う文豪バトル作品。 それぞれの作家にちなんだ能力というだけで面白いですが、それがアニメになって、どう動くのか楽しみ。

すでに10月には第2期の放送も決定!先日のイベント『AnimeJapan2016』でのラジオ公録イベントでも、キャストで主題歌も担当する谷山紀章さんが「上からの圧がすごい」と言っていたように、めちゃくちゃ気合いが入っているのを感じます!まずはこの4月からしっかりチェック!

実写映画化もされた「ジョーカー・ゲーム

昨年にはKAT-TUNの亀梨和也さん主演で実写映画化もされた『ジョーカー・ゲーム』。原作小説は発売した年に「このミステリーがすごい!」2位に選ばれ、翌年には吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞している本格ミステリー。

舞台は昭和12年の日本。帝国陸軍の中佐によって秘密裏に設立されたスパイ養成部門“D機関”から輩出された、優秀なスパイたちの物語。 シリーズ構成・脚本は『うさぎドロップ』『ハイキュー!!』『銀の匙』『僕だけがいない街』など、登場人物の心情が描かれた評価の高いアニメを手がけている岸本卓氏が担当。これは見応えがありそう。

そしてキャストは結城中佐に堀内賢雄、三好に下野 紘、神永に木村良平、小田切に細谷佳正、甘利に森川智之、波多野に梶 裕貴、実井に福山 潤、福本に中井和哉、田崎に櫻井孝宏、蒲生次郎に津田健次郎、佐久間中尉に関 智一といった感じで、実力派から今人気の若手声優までイケボ揃い!

派手なアクションやコメディではないので、声優さんの実力が発揮されそうな本作。キャストの演技にも注目です。

キマシタ、王道ジャンプもの「僕のヒーローアカデミア

こちらも、うんうん、という感じですが、キマシタ、王道ジャンプもの! 友情・努力・勝利の熱血異能力バトルヒーローものです。ザ・王道。連載開始からわずか1年超でコミックス累計発行部数は370万部を突破。次世代のジャンプを支える、今目が離せない作品です。

普通の人間から突如異能力をもつ人間が生まれたことをきっかけに、世界中の人類がさまざまな能力を持って生まれるようになった世界。その能力を活かし活躍するヒーローに憧れる主人公の少年は、特異能力を持たない、いわば旧人類の体質……。 挫折からのスタート。いいですね、盛り上がりしかない!

原作マンガは少しアメコミチックで、擬音も多くてアニメ向き。アニメーションでよりスピード感と迫力が増しそう! 少年たちがワクワクする、心の底から熱いものが湧き上がるような熱血アニメが毎週見れそうです。