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知的な会話ができる
かつて、銀座のクラブは文化人、学者、作家が、知的な会話を楽しむ場所でした。社交場としてのクラブ、数は多くはありませんが、今でも存在します。そういったクラブでは、お客様がママに「最近どんなところに投資しているの?」など、最新情報のやり取りがあります。
そんな会話が飛び交うので、ホステスも勉強しなければ居場所がない。
東大、上智、早稲田などの大学出身の女性たちが活躍するお店もあり、あるクラブは、大学卒業が採用条件。意外にも、採用基準が厳しい世界です。
あるお姉さんホステスは、高齢のお客様を担当することが多く、落語を聞き、三味線を習い、好き嫌いに関わらず、お客様の趣味に合わせ、藤沢周平、池波正太郎、司馬遼太郎などの著作を読んで勉強していました。話題の引き出しを増やし、お客様を飽きさせない努力です。
知的な会話ができることも、銀座ホステスが選ばれ続ける理由のひとつ。
「今のままでいいや〜」という女性よりも、日々、インプットと勉強を続ける女性の方が、一緒にいて楽しいものです。
銀座の女性は、選ばれ続ける自分でいるために毎日アップデートしています。
365日銀座ホステス!“仕事が人生”
選ばれる銀座ホステスの日常。それは、土曜日も日曜日もなく“仕事が人生”です。
お店が休みの土曜日、お客様の別荘に、お店の同僚数人で遊びに行くこともありますが……休日のようで、実際は、日頃お世話になっているお客様とお姉さんへのお付き合いだったり。
また、お客様が原作を書いた小説が映画化されたので、その完成イベントを盛り上げるために、休日にイベントに参加することもあります。
定番ではありますが、お客様とゴルフに出かけるのもお仕事です。毎日、深夜まで働き、休日でも、お店とお客様のこと、仕事のことを考えています。
六本木や新宿など、繁華街はいくつもありますが、銀座ホステスが選ばれ続けるのは、銀座ホステスという生き方を軸に、努力を惜しまないからだと思います。
銀座ホステスのような仕事軸人生でなくても、自分の人生軸で、ブレない人生を生きることで、選ばれる女性になれるのではないでしょうか?
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いかがでしたか? 銀座ホステスが地味に重ねている努力。真似できそうな部分がありましたか? 是非、参考にしてみてください。