摂りすぎていないか注意したい「見えない油」!

そんな油ですが、私たちには「見える油」と「見えない油」があります。

特に注意したいのが、見えない油。摂っているという意識がなく、過剰となることも。

見える油

ドレッシング・マヨネーズ・バター・マーガリン・サラダ油・オリーブ油など

見えない油

揚げ物・洋菓子類・菓子パン・ラーメン・カレーやシチューなどのルウ

私たちが避けたほうがよい「悪い油」って?

そして、身近でよく口にしがちな“悪い油”。

特に動脈硬化や糖尿病、心疾患のリスクを高める“悪い油”として注目を浴びている油は『トランス脂肪酸』。

牛や羊の体内にあり天然に食品中に含まれて存在しているものと、マーガリン、ショートニングのような油脂を加工・精製する工程でできて存在しているものがあります。

もちろん、加工油脂を使った揚げ物(ポテトチップスやドーナツ、加工惣菜 等)、焼き菓子、カップ麺やそのスープなどにも含まれています。

口にしたからといってすぐに命を落とすわけではなく、日本人らしい食事をしていれば、現代の日本では摂りすぎになることは稀です。

しかし、これらを継続的に多く食べると、血中悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減ってしまい、様々な健康のリスクを増やして、健康寿命を縮めてしまいますので、日頃から食べる機会が多い人は、今よりも少なくという気持ちを心がけてみましょう。