―マッチングアプリで出会った人とお付き合いした経験はありますか?
Bさん:私は無いですね。
Cさん:あるけど長続きしませんでした。
みほたんさん:ありますし、まあまあ続きましたね。周りでもマッチングアプリで知り合った人と付き合ったり、結婚に至ってる人もいます。
―今日お集まり頂いたみなさんはお綺麗ですし、交友関係も広い方々ですよね。普段から素敵な男性との出会いはそれなりにあると思います。それなのになぜマッチングアプリを利用されるのでしょうか?
Cさん:同じ畑の人とずっと一緒ににいてもつまらないから、自分の行動範囲の外側にいる人と知り合いたくて使ってる感じですかね。誰でもそうだと思うんですが、学校にいるとどうしても学校内だけが出会いの場になりがちだし。
みほたんさん:あと、こういう言い方すると語弊があると思うんですけど、長年生きてると自分の畑は恋愛沙汰で荒せなくなってくるじゃないですか(笑)。職場とかなら後に響くし。もう自分の畑では作物が収穫されつくしてて、肥沃な土地を求めてマッチングアプリへ(笑)。
一同:(爆笑)
みほたんさん:男女問わず大学卒業してすぐぐらいまでって、かなり出会いがあるじゃないですか。大学時代の友達が就職して、そこの繋がりの出会いとか、後輩から持ち掛けられる飲み会とか。そこの出会いの繋がりが終息しきったり、友達になっちゃったりして恋愛対象として見れる人がいなくなった30代手前ぐらいの人たちがマッチングアプリを使いはじめるパターンが多いのではと(笑)。
―最近は『相席屋』もブームですし、「肉食女子」という言葉が流行ってからも久しいです。「現代性はどんどん狩りに出る傾向がある」という認識が世の中やマスメディアの間でも何となくあると思うんですけれども、みなさんその辺はどう思われますか?
Cさん:男性の草食化…、とかもよく言いますよね。どうなんだろう。女性だからといって出会いに対して受け身でいなくちゃならないとは思ったことはないな。
みほたんさん:1995年にリリースされた広瀬香美の『ロマンスの神様』の歌詞に、「年齢 住所 趣味に職業 さりげなくチェックしなくちゃ 待っていました合格ライン」ってフレーズがあるんです。あれ、広瀬香美本人が書いてるんですけど、めちゃめちゃ肉食ですよね(笑)。バブル以降の女子はなんだかんだずっと肉食だったんじゃないのかなあ?
Cさん:それがこういうアプリなんかで出会いの場ができて、改めて表面化してきただけなのかもね。
―みなさんの周りで、同じようにマッチングアプリ使っている人は多いですか?
Bさん:まあまあいますかね。話題にも出ます。
Cさん:私はそういう話をしないですね。蓋を開ければ多いのかもしれないけど、みんな言わない。あと個人的にはライバル増えるの嫌だから言わないかな(笑)。
みほたんさん:ライバル増えるの嫌だからってすごいですね!(笑)。私の周りはそこそこいるし、言ってる。男友達はなにかのアプリでマッチングされちゃう可能性もあるんですよ!だから先手を打っとこうと!
Bさん:私、実際に知り合いとマッチングされちゃったことあります(笑)。