存在感は薄くても「全受容型」の男性を狙う

「存在感が薄くて、これといった個性も主張もない男性」と聞くと、何だかつまらなそうに思ってしまいますが、“主張がない=尖った部分がない男性”が相手だと、承認欲求がぶつかることが少なく、居心地のいい関係を築きやすいのです。

さらに、これといった個性も特徴も持たない男性は「〇〇ちゃんは、すごい、すごい!」といつも素直に認めてくれるので、承認欲求満たされまくりです。

筆者の知人に、40歳手前のキャビンアテンダントで「私、キレイでしょ?」「私、CAなのよ。敬って!」という匂いをプンプン漂わせていた女性がいました。

そんな彼女が結婚相手に選んだ男性は、特別仕事ができるわけでもない。女性にモテたこともそれほどなさそうな、ちょっとぼーっとしている男性。

けれど、彼女の全てを受け止め、常に褒め讃える、全受容型の男性でした。彼はいつも、妻となったその女性を「うちの奥さんキレイでしょ?」「銀座の寿司屋で食事したら、ホステスさんに間違われて、注目の的だったんだよー」などと自慢します。

個性も自己主張もない男性は、他の人にとってはつまらない男性かもしれませんが、承認欲求が強い女性にはぴったりハマるのです。

銀座では筆者の知人カップルのような「私を見て!」「いい女でしょ!」という目立つタイプの女性が、存在感の薄い、どこにでもいるタイプの男性と仲良く歩いている姿をみかけます。承認欲求が強い彼女と全受容型男性のカップルなのだと推察します。

承認欲求が強めの女性は、今までの恋愛パターンを試しに一度変えてみると、いい恋愛ができる可能性が高くなりますよ! ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。