ヘナアートは全て一点モノ
ヘナアートに関する歴史や文化を教えてもらったところで、さっそく体験です。腕から手首にかけて15cmサイズのものを描いてもらうことにしました。
ヘナアートは一人一人の願いに合わせて描いていくので全て一点モノ。
健康運や恋愛運、仕事運など、願い事によって模様が違います。今回は、新しい出会いに期待したく、恋愛運の上昇をリクエスト。
腕を消毒液をふくんだ脱脂綿で拭き取られた後、施術開始。
夏場、日焼け止めなどを塗っている方は、日焼け止めを拭き取ってから施術となります。
ヘナの入った袋の先をカットし、まるで生クリームを絞り器で絞るようにして皮膚の上に模様を描いていく松原さん。力の入れ具合で、線の太さを調整するそうです。
ヘナが皮膚の上に描かれていくと、すっと冷たく感じました。これは、ハーブの清涼感効果で、薬草のような独特な匂いもします。
松原さんは慣れた手つきで、花びらとクジャクを組み合わせた、美しくも不思議な模様を描いていきます。クジャクは、鳥が出会いを運んできてくれるという意味が、花びらには愛情の意味が込められています。
松原さんは慣れた手つきで、花びらとクジャクを組み合わせた、美しくも不思議な模様を描いていきます。クジャクは、鳥が出会いを運んできてくれるという意味が、花びらには愛情の意味が込められています。
15分ほどでアートは完成。
エスニックな雰囲気が漂う、素敵な仕上がりです。最後にドライヤーをあてて乾燥させます。
ヘナは衣類などに付着するとなかなか落ちないため、描いた後はカバーのために医療用テープを貼ります。
そして、より色素を染み込ませるために、3時間〜24時間テープを付けたままに。
よく時間を置いた後、テープと乾燥したヘナを剥がします。テープを剥がすときに、一緒にポロポロとヘナが落ちていくということです。
※医療用テープにかぶれる人もいるため、その際はヘナアーティストさんに要相談
約6時間後、医療用テープと一緒に乾燥したヘナを落としました。
皮膚には茶色の模様がしっかりと染み付いています。ヘナアートに目がいくたびにハッピーな気分になり、感覚としてはネイルアートに近いように思えました。
新陳代謝の良い人ほど、早く落ちてしまうそうで、筆者は1週間ほどで薄くなり、10日過ぎた頃にはほとんど消えてしまいました。
これだけ落ちるのが早いと、次にどんな柄を入れるかも楽しみになりますよね。
ヘナアートのライセンスがとれる学校は日本にたった1校。
ヘナアートはまだ認知度が低いため、知らない人が見ると刺青に見えてしまいます。そのため、ヘナアートを入れている間は、プールや銭湯など、刺青やタトゥーが禁止されている公共施設の利用は避けた方が無難です。
ファッションとしてもおまじないとしても楽しめるヘナアート。
今年は新たな素肌に映えるファッションとして取り入れてみると、いつもと違う夏が過ごせるかもしれません。
ファッションとしてもおまじないとしても楽しめるヘナアート。今年は新たな素肌に映えるファッションとして取り入れてみると、いつもと違う夏が過ごせるかもしれません。
【店舗情報】
chapati tokyo
個人出張やレンタルスペース、イベントにて施術。
<営業時間>
レンタルスペースでの施術・・・12:00〜21:00
個人宅での施術・・・12:00〜0:00