NegiccoリーダーNao☆による単独スペシャルインタビュー
さて、ここでスペシャルインタビューです。Negiccoのリーダー、Nao☆さんが単独スペシャルインタビューに答えてくださいました。波乱万丈のツアーから、NEGiBANDへの想い、そして新アルバムについても語ってくださっています。では、いってみましょう!
皆さんの笑顔が印象的なツアーでした
――Nao☆さん、ツアーお疲れ様でした!途中での体調不良も大変でしたね…。
Nao☆「おかげさまで元気になりました!これまで、あまりお休みしてこなかったのに…。地元のイベントに一人で出演することもあったので、その大変さも知っているから…。大事なリリースイベント中だし、ツアーもやっているし、ダブルショックでした。」
――責任感の強いNao☆さんのことだから、本当に悔しかったでしょうね。
Nao☆「でも、ファンの皆さんが、危機感を感じてくださって、本当に応援してくださっているのは伝わっていました。ベッドの中で苦しみながらも、改めて皆さんに感謝してました。」
――本当にいろいろとあったツアーだったと思います。振り返って、いかがですか?
Nao☆「本当にあっという間でした。初めてのバンドさんとのツアーで、得られたことがたくさんありました。前のツアーは、セットリストを毎回変えていたんです。でも、今回はバンドさんと一緒だし、セットリストを仕上げていくテーマがあったので、セットリストを変えなかったんです。それでもどうやって楽しんでいただけるかを考えていました。」
――リピーターの方も多かったとか?
Nao☆「そうですね。結果的に「1回だけ行くつもりだったけど、休みを取ってもう1回来たよ!」っておっしゃってツアーに来てくださった方もいて。前回のツアーは真顔の方が多かったけど、今回はステージから見たとき、皆さんがみんな笑顔だったのも印象的でした。」
――かなり満足度の高いツアーになったようですね。
Nao☆「今回初めて来てくださった方も多かったみたいなんです。Negiccoを広げたい、っていう気持ちでお友達を連れてきてくださった方もいて、その方も含めてみなさんすごく楽しんでくださったみたいで。」
私は散らかすだけ散らかすけど、バンドの皆さんが回収してくれた
――NEGiBANDの皆さんとのツアー、いかがでしたか?
Nao☆「私、これまでは、型にハマっていないと不安だったんです。Aメロで動いてBメロで戻ってくるとか、決めていたんです。でも、それが今回はバンドさんもいらっしゃるから、自由にやれました。私は散らかすだけ散らかす人なので(笑)。それをバンドさんがうまく回収してくれるんです!それを見てファンの方も楽しんでくれて…。すごく信頼できる方々です。」
――ファイナルとなる中野サンプラザ公演を見ていて、すごくこなれているな、と感じました。
Nao☆「ツアー前の日比谷野音の時は、まだぎこちなかったんですよ。バンドツアーは前からやってみたかったけど、実際にやってみるとすごく戸惑っているし…。13年やってきても、出来ないことがいまだに多いな…って。
自分が高まって、フゥ~!って声を出すのもためらっていたんですよ。でも、型にはまるんじゃなくて、やりたいことを自由にやる楽しさが分かってきました。ツアーファイナル後の八木橋百貨店さんでのイベントでも、バンドさんがいないのにすごく自由にやれた気がします。今までカチッとしてた自分が、イイ風に崩れてきて。」
――なんというか、肩の力が抜けました?
Nao☆「これまで、きちんと、ちゃんと、うまくやらないと!っていうのが大きかったんですけど…。でも、Negiccoの活動が楽しくてやっているんだし、私たちが楽しんだ方がそれが伝わるんですよね。今回のツアーは、私たち自身、楽しめたツアーだったな、と思います。」
――どんな瞬間が楽しかったですか?
Nao☆「バンドのメンバーの皆さんと目があった時ですね!タイミングを合わせて、イェー!っていう感じとか(笑)。それに、『新しい恋のうた』の間奏で踊るときとか、ファンの皆さんと目を合わせる大事な時間だなって思いました。」
――すごくいい経験が出来ていたんですね!
Nao☆「お互いにコミュニケーションをとるっていうことの、大事さを知りました。バンドさんとも「楽しもうぜー!」って気持ちを合わせることが大事なんだなって。
Negicco自体も、メンバー個人個人が、それぞれやってしまっていたんです。シャボン玉がくっつかず、個々にあるみたいな…。それが、バンドさんとのツアーを通じて、一緒にやることが大事っていう風に変わっていったというか…。」
――ライブ中のメンバー紹介で、Nao☆さんとベースの鹿島(達也)さんとあわせてジャンプしていたのがすごく印象的でした。
Nao☆「鹿島さんが一緒にやろうよ!って、本番前に言ってくださったんですよ。そういうところも、すごくうれしいし。メンバーそれぞれ、バンドさんとのコラボがあったりして、ぽんちゃはキーボードの(小林)岳五郎さんに「ボイパやってください!」ってお願いしに行ったりして。
ステージ上が楽しんでいたら、観客の皆さんも絶対楽しいじゃないですか?ツアーを通じてセトリが一緒だったから、自分たちも他のところに余裕が出てきて、一曲の完成度をあげたいと思えたのもあると思います。」