早くも次回ワンマンライブ会場が発表!感動のフィナーレへ

客電が落ち、もちろんアンコールに。しばらくして流れるヴィジョンは、「2004年…」というところからスタート。Nao☆さんが、「自分たちは売れた!と思いました」と語るVTRです。このエピソードは、もしや…。

2015年のMJ出演時、Perfumeとの共演について語られ、そして2016年、ワンマンライブを行う会場…。そう、NHKホール!7月30日にNHKホールでのワンマンライブが発表されました!

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一連のVTRには、会場の一番後ろから見ていてもグッときました。一つの会場に、これだけ長い時間をかけてたどり着くアイドルグループはそうそうないと思います。それだけの努力をし、辛い思いを耐え抜き、幸運に恵まれたのが彼女達。なんだか胸が熱くなりました。

アンコール曲、まずは『圧倒的なスタイル』から。この曲でも、またちょっと不思議な気持ちになりました。本当に小さな会場でも披露されていたこの曲が、こうして中野サンプラザを揺らしていることが、当たり前のようでもあり、あり得ないことのようでもあり…。

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最後の最後は、『ねぇバーディア』!これも代表曲の一つになりましたね。昭和アイドルテイストも相まって、なんだかTVのエンディングを見ているような気分になりました。

客席にいらしたかなりご年配の方も、笑顔でステージを指さしていて、見ているこちらもうれしくなります。いい音楽、いいアイドルって、どんな年齢層の心も動かすんです!

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中野サンプラザを終えて…Negiccoの強さとは?

ライブからの帰り道、振り返っていて気が付いたことがあります。今回のワンマン、NEGiBANDは別として、ゲストがconnieさんだけだったんです。ゲスト満載のお祭りもイイですが、これだけじっくりとNegicco&NEGiBANDを見ることが出来たツアーファイナル、たまらなかったです。

なにより大きなコンセプトが、NegiccoとNEGiBANDによるライブを見せることで、それが非常に徹底されていたのだな、と感じました。ツアーを通じて練り上げてきた集大成を見せる、一つの到達点だったと思います。

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今回のライブを見ながら、Negiccoの強みってなんだろう?とずっと考えていました。今回のライブ、演奏と歌唱のバランスがすごくこなれてますね。シンプルだけれど、力強くて、音楽そのものが主役。まさしく、コンサートなんですよ。

歌声とバンドサウンドのフィット感も素晴らしかったです。バンドサウンドの練度を上げていく方向性、Negiccoが目指しているのは、個性的かつ普遍性があるアプローチです。この先にいるのは、やはり伝説の国民的アイドル、キャンディーズなのでしょうか?

沸く、騒げる!という良さだけではなく、音楽を楽しめる方向性。アイドル以外のシンガーさんもやっています。でも、この路線をNegiccoが歩むことによって、アイドルという言葉自体が、より深みを増すような…。Negiccoは、アイドルという存在を深化させていくんだな、と感じました。

もちろん、ここはNegiccoにとって通過点です。この先にあるNHKホール、そしてさらに大きな目標である日本武道館に向けて、彼女たちのドラマはまだまだ続きます。そう、今月には3rdアルバムも発表になるんです。ライブでもCDでもNegiccoを思う存分楽しめることでしょう!